突然ですが、みなさんは普段甘いものって食べますか?
ケーキやクッキー、プリンやアイス。チョコレートにキャンディ。世の中には甘いものが溢れていますよね。
私自身も甘いものが大好きです。普段からお菓子は食べるし、お休みの日にはケーキや話題のスイーツを食べに行ったりもします。
周りの友人も甘いものが好きなので、スイーツの話題で盛り上がったり、仕事の休憩時間に一緒に甘いものを食べたり。
みなさんも、甘いものが大好きな方、たまにだけど食べるよって方。いろいろな方がいると思います。私は普段から食べているので、甘いものがない生活は想像がつきません。
もちろん食べ過ぎないようにしているし、ダイエットをしているときは控えたりすることもありますが、基本的にまったく食べない日はないかもしれません。
やっぱりストレスが溜まっている日などは自然と手が伸びちゃいますよね。
それに、リラックスしたいときなんかも必ずテーブルには甘いものを準備しています。
甘いものがやめられない、たくさん食べてしまう。そんな生活の中、良く聞くお話の一つに、「糖尿病」が挙げられると思います。
甘いものを食べ過ぎると糖尿病になる、食生活を今すぐ見直さないと危ない。そんな話題をテレビなどでもよく見かけると思います。健康番組や、通販番組でもよく取り上げられていますね。
確かによく聞くお話ではあるけれど、実際に、このまま甘いものを食べ続けると、本当にに糖尿病になるのか。リスクはどのくらいあるのか。また、実際になってしまう可能性があるなら、糖尿病にならないための対策はどうしたらいいのか。
今回は、そんな甘いものがやめられない方にとっての気になる情報を集めてみました。甘いものを食べることをやめるのは難しいですよね。
私も、今すぐやめなさいと言われると実際難しい…いや、無理かもしれません。
私は今回、情報を調べていく中で、今まで知らなかった糖尿病のこと、そしてその対策を知ることができ、安心して甘いものを食べられる安堵感を得ました。
それでは実際に、糖尿病の基本情報、また甘いものがやめられない場合の糖尿病リスクとその対策について、是非みなさんも一緒に見ていきましょう。
目次
「糖尿病」って?
そもそも、今回挙げている「糖尿病」とはどんな病気なのか。
よく聞く病名ではあるけれど、実際に詳しく知っているかたは少ないのではないでしょうか。
糖尿病は、インスリンが十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖という糖(血糖)が増えてしまう病気です。インスリンは膵臓から出るホルモンであり、血糖を一定の範囲におさめる働きを担っています。
血糖の濃度(血糖値)が何年間も高いままで放置されると、血管が傷つき、将来的に心臓病や、失明、腎不全、足の切断といった、より重い病気(糖尿病の慢性合併症)につながります。また、著しく高い血糖は、それだけで昏睡(こんすい)などをおこすことがあります(糖尿病の急性合併症)。
引用:国立国際医療研究センター
このように、簡単に言うと血糖値を下げるインスリンが十分に機能せず、常に血糖値が高くなってしまう状態です。
高血糖のまま放置してしまうと、先述の通り、心臓病や、失明、腎不全、足の切断といったことになってしまうため治療をする必要が出てきます。
治療方法は主に、食事・運動療法やインスリン分泌を促す薬の投与、またインスリンそのものを注射などで補う方法があるようです。
糖尿病に限らずですが、治療というのはとても道のりが長く大変ですよね。
生活習慣病の1つなので、現代社会において、とても身近なお話です。
糖尿病の症状
糖尿病は基本的に、かなり血糖値が高くならないと症状が出ないこともあるそうです。
そのため、自分が糖尿病であることに気づいていない、また、食後にだけ血糖値が高くなる「隠れ糖尿病」な人もいるのだとか。
私も、この記事を読んでいる方もきっと例外ではないのだと思います。
健康診断を受けている方もいるとは思いますが、自分の気づかないうちに…というのはとても怖いですよね。
私は糖尿病を患っている方が身近に居ないので、特に糖尿病に対する意識が薄いかもしれません。
- 喉が渇く、水をよく飲む
- 尿の回数が増える
- 体重が減る
- 疲れやすくなる
といったものが挙げられます。
でも、なかなか気づきにくい症状ですよね。普段からありえそうな症状なだけに、発覚が遅い人が多いというのも納得がいきます。
私も最近、仕事の疲れがなかなか取れなかったり、水分を多くとっているような気がするので少し不安になってしまいます。
また、日本の糖尿病患者数は以下の通りとなっています。
「糖尿病が強く疑われる者」の割合は、12.1%であり、男女別にみると男性16.3%、女性9.3% である。「糖尿病の可能性を否定できない者」の割合は12.1%であり、男女別にみると男性 12.2%、女性12.1%である。
「糖尿病が強く疑われる者」は約1,000 万人と推計され、平成9年以降増加している。また、「糖尿病の可能性を否定できない者」も約1,000 万人と推計され、平成9年以降増加していたが、平成19 年以降減少している。
引用:日本生活習慣病予防協会
男女比で見ると、男性の方が少し割合的に多いですね。しかし、いずれも低くはない数字です。
こうして見ると、いつ自分の身に起こるのか分かりませんよね。とても知らないふりはできないという現実に、恐怖心すら覚えます。
甘いものがやめられないと糖尿病になるの?
さてさて、糖尿病の基本情報を見てきましたが、本題である、甘いものがやめられないと本当に糖尿病になるのか。リスクはどのくらいあるのか。
その真実を見ていきましょう。
甘いものを食べても、必ず糖尿病になるわけではない
結論から言うと、甘いものがやめられないからと言って、必ずしも糖尿病になるわけではありません。
糖尿病には、「1型糖尿病」と「2型糖尿病」があります。日本では、95%以上の糖尿病患者さんが2型糖尿病だそうです。
その「2型糖尿病」の主な原因として
- いくつかの遺伝因子
- 食べすぎ
- 運動不足
- ストレス
といったことが挙げられます。
上記の原因以外にも
- 肥満
- 大量飲酒
- 加齢
といった要因があるのだそう。
つまり、甘いものを毎日食べているだけで糖尿病になるわけではなく、甘いものを含めたいろいろな物を暴飲暴食したり、著しい運動不足やストレスが相まって、糖尿病を発症してしまう事が多いのだそうです。
確かに、暴飲暴食や運動不足、ストレスは、聞くだけで明らかに体に悪いことがわかりますよね。
甘いものは高カロリーなことも多いので、肥満に繋がりやすいというお話も確かに否定はできません。
でもそれは、やっぱり異常に食べ過ぎた場合です。
1日に、適度な量を心がけていれば肥満や病気に直結することは少ないですからね。
甘いものをやめられるコツが知りたい方はコチラの記事もおすすめ↓
甘いものを食べ続けたい。糖尿病への対策はどうしたらいいの?
私たちの大好きな甘いもの。先ほどまでのお話で、食べることがやめられないとしても、必ずしも糖尿病になるわけではないことがわかりました。
常に不安と戦いながら食べていては、せっかくの美味しいお菓子もスイーツも台無しになってしまいますよね。
せっかく食べるんですから、常に笑顔で美味しく食べていたいものです。
しかし、油断は禁物なことも確かです。暴食をしていては、糖尿病の要因の1つになってしまいますからね。
では、甘いものを我慢せず、尚且つ糖尿病にならないために、普段からどんな対策をすれば良いのでしょうか。
甘いものは食べて良し!適度な運動と正しい食生活で糖尿病対策
それでは、実際に甘いお菓子やスイーツを食べつつ、糖尿病対策をするには具体的にどうすれば良いのか。
それはずばり、「適度な運動と健康的な食生活」。これに尽きるそうです。
糖尿病以外の病気や、ダイエットでも度々…というか、毎回出てくるワードですよね。「適度にウォーキングやランニングをして、毎日3食野菜も取り入れて食べましょう。」
ほぼすべての事に共通しているのではないかと言っても過言ではないのではないのでしょうか。
でも、簡単にできれば苦労しないし、そもそもできるものならとっくにやってるよ、って方も多いのではないでしょうか。正直私もその一人です。昔から運動音痴だし、自炊もなかなかできない…。
多忙な現代人には、運動や自炊をしたくてもやる時間がない、という人もたくさんいますよね。
仕事から帰ってきたらもう1日が終わってる、お風呂に入って寝るだけで精一杯なんてことも少なくないと思います。
しかし、糖尿病のリスクを減らすためには、やはり必要な要素なのだそうです。
食事って、私としては一番難しい要素です。
朝とお昼は大体決まった時間に、それなりに気を使って食べることはできるけれど、残業があったり、職場の飲み会があったりで、夜ご飯はなかなか一定の時間に毎日気を使って食べることは難しいです。
ついついコンビニで済ませてしまうなんてこともしばしば…。
ただ、コンビニでご飯を買う時も、いくつかのポイントに気を配れば、健康的な食事というのは維持ができるんだそうです。
例えば、お弁当にサラダを追加する、汁物を追加するなど。とても小さなことなので、気軽に始めることができます。
また、1日の摂取カロリーを意識することも大切です。例えば、成人女性の一般的な摂取カロリーの目安は1800kcalだそうです。
1日の自分の摂取カロリーを意識するだけでも、十分対策になり得ますね。
また、もう1つの課題である「適度な運動」。これも難しいですよね。ジムに通うのも時間が必要だし、正直仕事だけでもうくたくたです。
ただ、今回の「適度な運動」とは、例えば通勤や通学で少し歩く、お買い物で少し歩く。それだけでも充分対策になるそうです。
1日中家に居て、少しも歩くことすらないという状態が一番危険なのだそう。
通勤通学であればある程度は歩きますし、育児中のママさんでも、お買い物等で歩くことは多いと思います。
そんなに気張らなくでも、普段の生活の中でほんの少しだけ歩くことを意識する、それだけでも良いのです。
もちろん、ジムに通ってプラスαで運動をするに越したことはないようですが、まずは普段の生活の中でできることから始めるのが一番ですし、長続きしますよね。
最初から心が折れてしまっては元も子もありません。
基本的な食事と運動。この2つを意識しつつ、甘いものは我慢しない。もちろん暴食はいけませんが、糖尿病対策はとても簡単に、誰でも行うことができるんですね。
コンビニ食でもダイエットができるんです!気になる方はコチラ↓
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、甘いものがやめられない場合の糖尿病リスクとその対策についてご紹介しました。
私自身、初めて知る情報ばかりでとてもびっくりしました。分かっているつもりの事でも、改めて調べてみると全然分かってなかったんだなと思うことってありますよね。
糖尿病はとても身近な病気ではあるけれど、甘いものを食べ続けているからと言って必ずしもかかるわけではないということが良くわかりました。
しかし、同時に、油断は禁物、あくまで規則正しい生活を、ということもよくわかりましたね。
でもやっぱり、規則正しい生活というのはどんな病気や、ダイエットでもいえることではありますが、実践するのは難しいですよね。
今の時代、いろいろなライフスタイルがある中で全員が実践できるわけではないですし、実践できないからこそ糖尿病を始めとする生活習慣病というものが流行っているのだと思います。
先にも述べている通り、私自身がその立場なので、調べている中で「それが出来たら苦労しないんだけどなぁ…」なんて思うことも多々ありました。
でも、そんなに難しく考えず、運動も食生活も出来ることから、無理のない範囲で意識することで充分糖尿病対策になるということにとても安心しました。
糖尿病のリスクを気にしながらでは、いつものスイーツ巡りも楽しめなくなってしまいますよね。
私も休日の楽しみの1つなので、人生において影響が大きいといっても過言ではありません。みなさんもきっとそうなのだと思います。
スイーツ繋がりで仲良しになったお友達も居ますし、本当に私の人生において甘いものはとても重要な部分になっています。
そんな中、今回ご紹介した、糖尿病の基本的な情報やリスクと対策。正しく把握して、みなさんも私も、今まで通り甘いものを楽しんでいきましょう。
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