プロテインダイエットという言葉はすでに一般的なので聞いたことある人がほとんどでしょう。しかしただプロテインを摂るだけ、もしくは食事と置き換えるだけで痩せると勘違いしている人が多いのも現状です。
実際、私は1度プロテインダイエットに失敗しています。なぜなら正しい知識を付けず、ただ食事をプロテインに換えていただけだからです。
はじめは痩せました、それはもう驚くくらい早く。ただそんな期間はあっという間に終わりました。食事を戻した途端にリバウンド。10日で3kg減って3kg増えるという経験をしました。
その後しっかり調べて実践したところ-5kg、そして1年経った今もそのままキープしています。もちろん食事はほぼ以前通りです。
そこで私は思いました。「間違った知識で失敗した人達にリベンジしてもらいたい!!」。そう思ったので今回要所要所を掻い摘んで紹介したいと思います。
まずはプロテインに対しての知識を持つことから始めます。これが大前提です。
1.そもそもの『プロテイン』に対してのイメージ
まず『プロテイン』と聞いてみなさんはどういったものをイメージされますか?おそらく単純なタンパク質という成分ではなく、ビタミンやミネラルの含まれた『プロテインサプリメント』を想像するのではないでしょうか。よくスポーツ選手やボディービルダーの方が水に溶かして飲んでいる粉がそれです。
そのスポーツ選手やボディービルダーの方たちが飲んでる光景を目にすることから
『プロテイン=筋肉』『プロテイン=痩せる』
などというイメージが強いのかもしれませんが、プロテインを摂るだけでは痩せません。
プロテインはあくまでも『補助』であり、飲んだだけで痩せたり筋肉が付いたりするような夢のような薬ではありません。
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2.ではプロテインダイエットとは?
当然プロテインを摂るわけですが、ただ闇雲に摂ればいいというわけではありません。それで失敗した人はおそらく私だけではないはず。
実際プロテインダイエットは入り口の難易度が高いだけで入ってしまえば後は楽です。なのでそれをひとつひとつ順を追って説明していきたいと思います。
・摂取エネルギーを減らす
当たり前なのですが痩せるためには『消費エネルギー>摂取エネルギー』にする必要があります。これはどのダイエットも共通だと思います。
プロテインは余分な脂質と炭水化物が入っていないので『低カロリー』という特徴があります。そこで食事の一部をプロテインに置き換えて、摂取エネルギーを減らします。
そうすることによって消費エネルギーが上回り痩せやすくなる、という原理です。
ここで注意して欲しいのが『摂取エネルギーを減らす』だけだということです。つまりこの段階では食事量を減らしただけと変わりません。
結果だけ言えばこれだけでも体重自体は落ちます。ただこれだとすぐリバウンドしてしまいます。それを踏まえた上で次に行きましょう。
・筋肉量を増やす
人間の基礎代謝は筋肉量で増減します。なので筋肉を増やせば当然基礎代謝量も増えるわけです。そうすることにより、食事を元に戻しても前より代謝量が増えているのでリバウンドを防ぐことができます。
つまり太りにくい体を作れるのです。
ただ先にも言ったように飲めば筋肉が付くわけではありません。プロテインを摂ることによって筋肉を付きやすくするだけです。それが分からずに失敗したのがまさに私です。ではどうすればいいのか。嫌な予感がすると思いますが次に進みます。
・運動が不可避
私はプロテインダイエットの最大のデメリットがこれだと信じています。やはりある程度の努力はいるんですね。ただ、無理な筋トレやランニングなどといったことは続かないと思うのでやめてください。
もちろんできたら1番いいのですが続かないと意味がありません。
帰宅の徒歩の距離を延ばすとか、階段を使うようにするとか日常的に取り込めることから始めましょう。筋肉がつきやすい状態にはしていますからそれだけでも効果はありますよ。
・効果の実感が早い
このおかげで私はモチベーションを高く保てました。3日ぐらいで体の感覚が変わってきます。これに関しては申し訳ないです、言葉では言い表せません。
体が軽くなったというか燃焼してる感じがするというかそんな感じでした。
少し注意して欲しいのは体重計に惑わされないでください。体重は減らない時期がやってきます。そこでやる気が無くなってやめてしまうともったいないです。
筋肉は脂肪より重いもの。体重計よりも鏡、ベルト、なにより自分を信じてあげてください。必ず効果を実感できます。
・摂りすぎ注意
早速摂ろう!!と思ってくれたら嬉しいですがちょっと待ってください。摂りすぎはよくないのでそれだけは気をつけてください。
例えば普通の食事にプロテインを足したら、ただプロテイン分の摂取エネルギーが足されるだけで逆効果です。それに低カロリーとはいえ無いわけではありません。
摂りすぎればその分カロリーは上乗せされてしまいます。
プロテインは簡単にタンパク質を補えるのが最大のメリットです。それをうまく活かしましょう。
3.プロテインを摂るなら朝か夜か
どうせだったら効果を最大限に発揮させたいですよね?私は何事もそう思っています。ではいつ摂ればいいのか。
欲を言えば両方ですが、私は夜を推したいと思います。と言うよりは私は主に夜にプロテインを摂って成功したのでその理由とともに説明していきます。
まず朝からですが、人間は寝てる間に水分や栄養素を消費します。当然筋肉を作るタンパク質も消費されているわけです。そこでプロテインを摂ることにより効率よくタンパク質が使われます。
ただ限界まで寝たい私は朝そんな時間はありません。粉を溶かす時間さえ惜しい…それくらいギリギリまで寝ます。そんな私なので夜を推したいです。
今思えば朝食をプロテインバーにすればよかっただけの気がしますが。
それから夜はもう出かけたり遊びに行ったりとかしない、したとしても昼間よりカロリーを消費しないと思います。なので摂取カロリーを減らすと
『消費エネルギー>摂取エネルギー』を保つことができます。
また先ほども言いましたが寝ている間にタンパク質を消費します。よって夜タンパク質を摂っておけば効率よく摂取でき、筋肉量の増加に繋がります。つまり太りにくく痩せやすい体を作ることができます。
4.プロテインの選び方
プロテインってたくさんありますよね。私もどれを選んでいいか分からず薬局のプロテインコーナーの前で途方に暮れたものです。
そこで簡単に説明をしようと思うのですがひとつだけ。買うなら日本製にしてください、それだけです。どうやら海外製のものには危険な成分が混ざっているものもあるそうです。プロテインダイエット以前の問題になるので安全な日本製を選びましょう。
・ソイプロテイン
私は説明するのこれだけでいいんじゃないかと思うぐらいおススメです。名前の通り大豆からできています。吸収が遅いため効果の持続時間が長く、満腹感も得られるという優れもの。
さらに抗酸化作用、脂質の代謝、美肌効果があり、ダメ押しでイソフラボンまで入っています。ここまで読んで選ばない理由があるのでしょうか。
・ホエイプロテイン
おそらくプロテインの中では1番メジャーなのではないでしょか。牛乳からできているプロテインです。吸収が早いので運動の前後がいいそうです。私は運動そこまでしなかったので何回か飲んだだけでした。ソイプロテインほどの熱量はありません。
・カゼインプロテイン
ホエイプロテインと同様に牛乳から作られています。吸収が遅く効果時間が長いのと、満腹感が得られるというソイプロテインに似た特徴です。こちらはアミノ酸が豊富で筋肉量の維持に優れています。
私は最初こっちを飲んでいたのですが、イソフラボンと美肌に釣られてソイプロテインに変えました。飲みやすさは私はこっちのが上だと思います。
あとは自分の好みで選んでいただければいいと思います。男性の方はホエイプロテインやカゼインプロテインの方がいいかもしれませんね。
まとめ
長々と話してきましたがいかがだったでしょうか。少しおさらいしましょう。
- ただ飲むだけでは痩せない
- 摂取エネルギーを減らしながら筋肉をつけることによって消費エネルギーを増やす
- 効果が出るのが早いが運動をしないと効果が薄い
- 適切なタイミングで適量が肝心
- 自分に合った安全なものを
こんなところでしょうか。少しでもこれで理解してもらえたら嬉しく思います。
やっぱり私が思うのはやり方ひとつなんだと思います。間違った方法、効率の悪い方法をとっても結果は出づらいです。
プロテインダイエットは理想的な体になる、もしくは近づけることができる。さらに美容効果まで期待できる素晴らしいダイエットだと私は思います。
多少の努力は必要ですが、他のダイエット法を探してる間に始めてみませんか?効果が出るのが早いので結果的には近道になると私は信じています。
ダイエット中の夜の時間って大切ですよね?有意義な過ごし方をまとめたので是非、読んでみてね
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