セルライトは太っている人だけでなく、一見痩せてそうに見える人の体にも隠れていることが多く、なかなか落ちなくて厄介なものだと思われています。
ダイエットに成功したからといって、セルライトがなくなるわけでもありません。
実は私も下半身を中心にセルライトの気になるところがたくさんあるんです。セルライトがあるとボコボコと目立ってしまい、見た目も気になりますよね。
ダイエッターならずとも「あー!このポコポコ何とかしてなくしたい」と思ってしまうのではないでしょうか。
だって、少しでも美しくいたいと願うのが女心ですもんね。
では果たしてセルライトは無くすことが可能なんでしょうか。
今回はどうしてセルライトが出来てしまうのか、またその対処法などについてについて考えてみまたいと思います。
目次
セルライトとは
セルライトという言葉はよく耳にすると思いますが、実際どういうものかをちゃんと理解できている人は少ないかもしれません。
まずはこのダイエットの天敵でもあるセルライトについて簡単に学んでいきましょう。
セルライトをわかりやすくいうと、老廃物がくっついた脂肪です。その脂肪の塊が皮膚の表面付近にできるため、ボコボコと浮き上がってみえます。
太ることによって皮下脂肪が増えてしまい、その脂肪に圧迫されることによって血管やリンパ液の流れを悪くしてしまいます。
その結果、代謝が落ちて老廃物が溜まりセルライトができやすい環境になるという仕組みです。
ここでよく確認して頂きたいことは、代謝が落ちることによってセルライトができるということです。
つまり太っている人だけではなく、痩せている人でもセルライトが出来てしまうのは、代謝の低下が原因でセルライトが出来ているからです。
もちろん痩せている人より太っている人のほうが皮下脂肪が多いとため、セルライトは出来やすいといえます。
セルライトができる原因
運動不足
運動不足は肥満の原因になることはもちろん、代謝も落ちてしまったり、血行も悪くなるため、セルライトができやすい環境にあるといえます。
皮下脂肪も増えてしまい、体にとっていいことは一つもありません。
冷えやむくみ
冷えやむくみは血液やリンパの流れが悪くなることで起こります。代謝が落ちセルライトができやすくなります。こちらは冷えやむくみを解消していくことが大切になります。
加齢による代謝の低下
加齢による代謝の低下は避けて通ることができないことですが、年齢を重ねるとどうしても代謝は落ちてしまいます。
たるみが出てきてしまったり、筋力も低下してくるため、血液やリンパの流れがどうしても悪くなりがちです。
少しでも代謝をよくすることが大切になってきます。
栄養バランスの悪い食事
栄養の偏った食事は肥満の原因にもなりますし、添加物などの中には代謝を悪くするものもあります。
ダイエットのためだけではなく健康のためにも栄養バランスのよい食事を心掛けましょう。
ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスが乱れると様々な影響が出ることは、みなさんご存知だと思いますが、セルライトもそのうちの一つになります。
疲れやストレス、睡眠不足など、ホルモンバランスが乱れる原因はたくさんありますが、女性は生理や妊娠、出産などでも乱れるため、注意が必要です。
このように様々なことが原因となってセルライトは出来ると言われています。当てはまる項目が一つでもある方は少なくないのではないでしょうか。
これらの原因を見てみても、体型に関係なくセルライトはできてしまうという事はわかって頂けたと思います。
私も該当項目がいくつかあるため、セルライトが出来るのは当たり前だなと思いました。
何気ない生活習慣が影響している状態なので改善していこうと思います。
では出来てしまったセルライトはどうしたらいいのでしょうか。次はその対処法を見ていきましょう。
セルライトは一度つくと取れないのか
セルライトはなかなか取れないイメージはないですか?私はなかなか取れないものだと思っていて、一回ついてしまったセルライトは取ることを諦めないといけないぐらい厄介なものだと思っていました。
実際ダイエットに成功してもセルライトは残ってしまったり、マッサージなどを行っても頑固に残ってしまったりすることもあります。
セルライトは普通の脂肪よりも落ちにくいと言われているのが現状です。
ですが、全く落ちないわけではなくて、根気よく向き合っていけば少なくなっていきます。
ではどうすればいいのか、その方法を紹介していきます。
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セルライトを取る方法
セルライトを取るには運動をして筋肉をつけて代謝をあげていくことが有効だと言われています。ダイエットをしている私たちにとっては一石二鳥ですよね。
その方法としては無酸素運動と有酸素運動を組み合わせることです。
- 無酸素運動とは：短時間に行うことの運動で、負荷も大きいものになります。代表的なものは、短距離走、筋トレなどです。
- 有酸素運動とは：無酸素運動の逆で長時間行う運動のことで、負荷もあまり大きくない運動です。代表的なものは、ウォーキング、ジョギング、水泳などです。
なぜこの2つを組み合わせて行うのが有効かというと、有酸素運動で脂肪を燃焼し、無酸素運動で筋力をつけるからです。
どちらか片方だけでもダイエットを行うことはできますが、組み合わせたほうがより効果も現れやすく、セルライトを取るためにも有効だといえます。ではそれぞれの方法について見ていきましょう。
無酸素運動
無酸素運動は筋トレを行う方がほとんどだと思います。自宅で簡単に体一つで行うことができ、また自分の気になるところを鍛えることが可能です。
最初はとてもきついと思うので一度にたくさんの回数を行うのではなく、少ない回数を何回かに分けて行うほうが続けやすいと思います。
回数についてはそれぞれ個人差がありますが、自分が辛いと思ったところからプラス５回行うなど、無理のない範囲で決めると継続しやすくなります。
また慣れてきたら負荷をかけるなどして鍛えることがオススメです。
有酸素運動
有酸素運動はウォーキングや水泳など、外でしかできないイメージがあるかもしれませんが、自宅でも簡単に行う方法もあります。
天気が悪くて外で運動できないときや、なかなか外に出て運動することができない方もいらっしゃると思うので、自宅でも簡単に行える有酸素運動を紹介します。
階段昇降
自宅に階段のある方はその階段のところで、ない方は踏み台になりそうなものを用意してください。
その際あまり高さのないものを選ぶと負担も少なく最初は行いやすいのでオススメです。また膝への負担も軽減されます。
やり方は名前の通り、階段や踏み台を昇ったり降りたりするだけです。
足踏みを段差のあるところで行うという感じです。このとき気を付けることは足を左右交互に踏み出すことです。片方に負担がいかないように注意してください。
またその際大きく腕を振ったり、足を上げることでより運動効果を得られることになります。
私はテレビを見ながらやることが多く、あっという間に時間も過ぎています。もちろんテレビに集中しすぎないように気を付けてくださいね。
スクワット
スクワットは無酸素運動だけではなく、有酸素運動にもなります。
- 足を肩幅ぐらいまで広げて、中腰になるところまでしゃがみます。このときしゃがむときだけではなく、体を元に戻すときもゆっくりとした動作で行うことが大事です。
- 背筋はしっかりと伸ばしておきましょう。そうすることで腹筋や背筋にもいい刺激になります。ゆっくりとした動作で回数を重ねることで、長時間負荷をかけることになるので、有酸素運動になっていきます。
フラフープ
小さい頃によくしたと思いますが、このフラフープはダイエットに使えます。
お腹周りや腰回りにも効果的で、続けることによって有酸素運動になります。
最初はあまり多くの回数を回せないと思いますが、練習を重ねるうちに回せるようになると思うので、諦めずに行っていきましょう。
子供の時にしたきりでやっていない方がほとんどだと思うので、気分転換がてらやってみると案外楽しいと思いますよ。
もも上げ運動
名前の通りもも上げをするだけの簡単な有酸素運動です。その場に立ったまま大きく太ももを持ち上げるように行いましょう。左右交互に股関節から大きく動かすことがポイントです。
また右足を上げたときは左のひじに当たるように、左足を上げたときは右のひじに当たるように、少し体をひねりながら行うとお腹や腰回りにも効果的になります。
動作は大きくしっかり行うことがポイントです。
どれも時間をかけて行うことで有酸素運動になっていくので、すぐに辞めずに行うようにしましょう。
短い時間しか確保できないときは、筋トレなどの無酸素運動を行うようにして、うまく組み合わせながら行うといいと思います。
その後は疲れを体に残さないためにも、マッサージやストレッチを行うことも忘れないでくださいね。
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まとめ
セルライトについておわかり頂けたでしょうか。
- ダイエットに成功してもセルライトが残ることがある
- セルライトは代謝が落ちると出来やすくなる
- 生活習慣に気を付けながら、無酸素運動と有酸素運動を取り入れる
この３つが大切になってきます。
せっかくダイエットを行うのでしたら、少しでも綺麗な体になりたいですよね。そのためにセルライトを少なくする方法を知っていることはとても必要な事だと思います。
無酸素運動と有酸素運動を組み合わせて行うことは、ダイエットにおいてもすごく大切なことであると同時にセルライトを減らすことも期待できます。
もちろんすぐに結果が現れるわけではありません。セルライトは普通の脂肪より落ちにくいので、時間もかかると思います。
しかしここで諦めてしまっては綺麗な体は手に入らないので、諦めずに行っていきましょう。私もセルライトが気になる下半身を中心に運動を行っていきたいと思います。
