ダイエットしたいけど、甘いものをやめられないから痩せるのはあきらめようという声をよく聞きます。
甘いものって多くの人が大好きなものですよね。そして、確かに甘いものってなかなかやめられません。
そして、甘いものを食べ続けてしまっているのはあなたの本当の意志ではなく、身体や脳によって操られているだけなのかもしれません。
わたしは、甘いものを食べてばかりいると、運動とかもしたくなくなったり、仕事にもあまり集中できなくなってしまいます。
それが休養にもなるときもありますが、甘いものを適度に食べている方が、頭も切れるしなにより健康体を維持できます。
結論からいえば、甘いものをやめずにダイエットはできます。しかし、必要以上に食べないようにしたほうが良いです。
では、どうして甘いものをわたしたちはやめられないのでしょうか。それをまず、理解していただきたいと思います。
その上で、甘いものの食べすぎは良くないといわれている理由についてもご説明いたします。甘いものをついつい食べてしまうあの衝動を抑えることは可能なのです。
しかし、今日ご紹介するのは、甘いものを一切食べないようにするダイエット法ではありません。甘いものでも、ダイエットに効果のあるものについても挙げています。
この記事を読んで、甘いものをやめられない理由を知ったうえで、甘いものを控える工夫をぜひ実践していただきたいと思います。
そうすることで、自然とこの記事で紹介している、甘いものの美味しさを味わって楽しくダイエットをしていただけると嬉しいです。
目次
甘いものがやめられない、なぜだろう
甘いものってやめようと思ってもなかなかやめられませんよね、なぜでしょう。実はちゃんとした理由があります。
私たちの身体が甘いものに依存してしまいがちなつくりになっているのです。そして、甘いものは中毒になりやすいだけでなく、食べれば食べるほどとまらなくなってしまいがちなのです。
甘いものを食べると、薬物などにふくまれるドーパミンなどの化学物質が分泌され、脳が甘いものによって快感を得ます。
その結果、甘いものを食べるとストレスが解消するとか、リラックスするなどといった錯覚を覚えてしまいます。こうやって、わたしたちは甘いものに依存していってしまうのです。
ストレス解消法に甘いものを食べるという解決策を採用してはいませんか。私は、イライラしたときに甘いものに手を伸ばしてしまうことが結構あります。
これは、わたしたちの脳がそうさせてしまっているのかもしれません。
また、甘いものを食べると、おなかがすいていなくても空腹だと勘違いしてしまいます。つまり食べすぎを防ぐのが難しいのです。
甘いものを食べ過ぎると、低血糖という危険な状態になってしまうので、身体がエネルギーを求め、私たちはそれをおなかがすいている状態だと勘違いするのです。
しかもしかも、甘いものには耐性があります。同じぐらい甘いものを食べ続けていると、その甘さだけでは物足りなくなり、さらに甘いものを食べたくなってしまうのです。
ここまで聞くと、なんだか甘いものがお酒とかたばこよりも危ないものに感じてしまいますね。甘いものってそんなに強い魔力があったんですね。
でも、確かにイライラして甘いものを食べて落ち着くことがあります。そして、またすぐにもっと甘いものが食べたくなります。
ストレスが増えている一方だから甘いものがどんどんほしいのではなく、ただ私たちが甘いものに耐性があるというだけなんですね。
甘いものの食べ過ぎは危険
甘いものを食べ過ぎると、うつ状態になりやすくなったり、骨粗しょう症や貧血などの病気になりやすくなります。糖分の消化でビタミンやカルシウムが使われてしまい、不足状態になりやすいためです。
それだけではなく、甘いものの食べすぎで糖化という現象が起き、肌荒れや動脈硬化などの老化現象が起こる可能性も高くなるのです。
甘いものが大好き、なのは良いと思いますが、食べすぎには気をつけましょう。
頭を使うと甘いものが食べたくなる、とよくいわれますが、甘いものを食べたあとってなんだか集中できないように思います。
低血糖による倦怠感などが原因かと思われますが、集中したいときに甘いものを食べすぎたりしないのがいいようですね。
甘いものの食べすぎを防ぐコツ
甘いものが食べたい、という衝動を抑えることで甘いものの食べすぎを防げると思います。その衝動を抑えるのが難しい、ということはもちろん承知です。
普段からバランスのいい食事をとっていればそのような衝動が起きるのは防げます。緑黄色野菜や肉、魚をバランスよくとりましょう。
また、ストレスを感じて甘いものが食べたくなったら、まずはひと息つきましょう。軽い運動をするのも効果的です。
普段から健康的な生活を送っていれば、甘いものばかり暴食してしまうのを防げます。
これは私の経験ですが、普段あまり甘いものを食べていないと、久しぶりに甘いものを食べたときにすごくおいしいと思えます。味覚が繊細になっているような感覚です。
甘いものばかり食べていると甘みに慣れてしまって、いろんな味覚が鈍感になってしまうのです。
不用意に甘いものをバクバク食べない方が、本当においしい甘みを食べたときに感じるものが大きいと思います。
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甘いものがやめられない、それでもダイエットはできます
それでも、甘いものが大好きだからそんな簡単にはやめられない、という人でもダイエットは可能です。
以下の2つのアドバイスを参考にしてみていただきたいです。
私は、この2つのポイントを意識して生活しています。そのおかげで、やせ型の体型を維持できていると思っています。
自分の食べているものを常に意識しよう
あなたは、昨日1日でなにを食べて飲んだか、すべて挙げることはできますか。隣の席の同僚からもらったチョコレートや帰り道に買って飲んだジュースなど、全部覚えているでしょうか。
まずは、自分が1日で何を食べて、飲んでいるのかを把握するようにしましょう。
私は、もう自分の頭で記憶できるようになっています。何を食べたか、食べるたびに自分の頭の中のメモ帳に記録します。
ひとによっては、それが難しい方もいると思います。慣れるまでだけでも、まずはアプリや日記帳など自分の好きな形で食べ物記録をとるといいと思います。
記録を始めると新たに気づくことがたくさんあると思います。
自分が思っているよりも、たくさん間食しちゃっていませんか。こんなに甘い飲み物ばかり飲んでいたっけ、など新しい発見があると思います。
このように、自分が朝から何を食べているか把握していれば、これから食べるクッキーやチョコレートを食べるかどうか迷ったときの指標になります。
こうして常に自分が食べているものを把握していれば、今日は朝からたくさん甘いものを食べすぎちゃってるから、もう今日は甘いものはやめよう、と思えるようになるのです。
また、自分が食べているものに意識を向けることによって、無駄にバカ食いなどをすることが防げ、満腹感を得られるようになります。
これは、実際にやり始めるとわかりますが、やってみるとすごく効果的です。1週間でいいので、ぜひ続けてみてください。
低糖質のあまいものを食べよう
甘いものでも、低糖質のものであれば、ダイエットができます。
最近は糖質カット系のおかしを多く見かけるようになりました。コンビニでも気軽に買えるので、私もオフィスで仕事中によくつまんでいます。
おすすめの食べ物を3つほど紹介します。
①プロテインバー
たんぱく質を多く気軽に摂取できるプロテインバーは最近、多くの種類がでています。まるで、チョコレートバーのような味のものが多く、愛用しています。
プロテインを摂ると、空腹にもなりにくいので間食代わりに食べるととてもいいと思います。
プロテインを食べているというよりは、普通のチョコレートバーなどを食べている感覚です。おいしいので、食べ過ぎには注意しましょう。
また、1日で摂るべきたんぱく質の量って結構多いのです。なので、このようにプロテインバーで必要なプロテインを摂取できるのも大きな利点になります。
②ドライフルーツ
普通のフルーツでもいいのですが、食べやすさからドライフルーツを選んでいます。仕事しながらなどでも手軽につまめます。
コンビニでも買えるし、最近は専門店なども増えてきましたね。専門店だと、砂糖不使用のものが買えるので少しお高いですが私はたまに購入します。
コンビニでは、ナッツとセットになっているものがあり、それを私は気に入っています。いろんな味をお手頃に楽しめて、飽きないから良いです。
③糖質カット系のチョコレートやアイスクリーム
最近よく見かけるようになった糖質ゼロのチョコレートや、糖質大幅カットされたアイスクリーム。甘いものがやめられない人にはとても嬉しい商品なのではないでしょうか。
味も、普通のものとそこまで変わらず、ダイエットしているのに甘いものを食べられるのでストレスもたまりません。
いつも手に取るあのチョコレートやクッキーをやめて、ぜひ今日から糖質カットのものを選んでみてください。
糖質ゼロだからと書いてあるか書いていないかだけで、ダイエットへの効果が変わるのであれば、もちろん糖質ゼロを選びますよね(笑)
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まとめ
今日は、甘いものをやめずにダイエットをする方法を紹介しました。
まず、甘いものがやめられない理由を深堀りしてみました。私たちの身体が甘いものに依存しやすいようになっているのでした。
しかも、甘いものは中毒になりやすいだけでなく、食べれば食べるほどとまらなくなってしまいがちなのです。
甘いものがやめられないのは、しょうがないと思ってしまうかもしれません。ですが、甘いものの食べ過ぎは身体によくないということも説明しました。
甘いものを食べ過ぎると、ビタミンやカルシウム不足になりやすく病気になりやすいんでしたね。それだけではなく、老化現象が起こる可能性も高くなるともお伝えしました。
そういった怖い症状を引き起こす可能性のある甘いものの食べすぎを防ぐ方法がありました。甘いものをどうしても食べてしまうあの衝動を抑えるには、普段からバランスの良い食事をとることや、軽い運動をすることが効果的なのです。
そして、それでも甘いものがやめられない場合でもダイエットは可能です。ここが今日の本題でした。甘いものを食べながらでも、痩せられる2つのアドバイスを紹介しました。
これらは私も実践しているものなので、本当におすすめです。
- 自分の食べているものを常に意識しよう
- 低糖質のあまいものを食べよう
まずは、自分が普段食べているもの、飲んでいるものに意識を向けましょう。それだけでも、食べる量が変化するはずです。
そして、甘いものを食べるのであれば、低糖質のものにしましょう。おすすめの低糖質の食べ物を紹介しました。
たんぱく質を多く気軽に摂取できるプロテインバー、自然の甘みを味わえるドライフルーツ、糖質カット系のチョコレートやアイスクリームです。
これらは甘いものではありますが、低糖質のため間食をとるには最適です。ぜひお試しいただきたいです。
この記事を通して、甘いものには中毒性があることや甘いものの食べすぎには注意すべきこと、そして甘いものを食べつつもダイエットする方法を学んでいただけたかと思います。
ぜひご自身ができそうなところから始めていただければと思います。
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