甘いものが食べたくなるのは病気?原因やその真相を調査してみた!

“ぽた子”
みなさんは、無性に甘いものが食べたくなる時ってありますか?

この記事を読んでいる方の中には、日常的に甘いものを食べている人、たまに食べる人、ほとんど食べない人といろいろな人がいると思います。

私は甘いものが大好きで毎日食べているので、甘いものがとても身近です。甘いものがない生活は考えられないし、私の心のよりどころです。

仕事が終わった後の、甘いものを食べる時間がとても楽しみですし、そのために仕事も頑張ることができます。

甘いものを食べることが最早当たり前にもなっていますし、ただそれ以外にも、ある時無性に、「とにかく今甘いものが食べたい!」と思う時もあります。

しかしある日、そんな私を見て、同僚が私にこう言いました。

そんなに甘いものが食べたくなるなんて病気じゃないの?

私はびっくりして思わず「え?!」と聞き返してしまいました。甘いものが食べたくなるのは病気、なんて考えたことがなかったからです。

毎日当然のように甘いものを食べていたけれど、もしかしてあまり良くないことなのか、本当にそんな病気があるのか。急に不安になってしまいました。

今回は、そんな同僚に言われた甘いものが食べたくなるのは病気なのかについて、徹底的に調べてみました。

甘いものを食べることは私の毎日の楽しみですし、同じ境遇の人もたくさんいると思います。それが病気かもしれないなんて不安で仕方ないですよね。

その真相を確かめることで、今後も安心して甘いものを楽しみたい。

今回私は情報を調べていくうちに、何気なく食べていた甘いものと病気の関連性についてとても良く知れましたし、今後の甘いもの生活を安心して送れるようになりました。

たくさんの甘いものをこれからも楽しむために、本当に甘いものを食べたくなるのは病気なのか。その真相を見ていきましょう。

 

甘いものが食べたくなるのはどんなとき?

みなさんが「甘いものを食べたいな」と思うのはどんな時でしょうか。

ストレスが溜まっているとき、疲れたとき、一息つきたいとき。いろいろな場面があると思います。ちなみに私はすべてあてはまってしまいます。

仕事で疲れたりストレスがたまったとき、ついついコンビニでスイーツを買ってしまったり、休日にゆっくりしたいとき、ストックしているお菓子を食べたり。

甘いものには、心も体もリラックスさせる効果があるとのことなので、ティータイムなどにはもちろん必要不可欠ですよね。

それほどに、甘いものは私たちの生活に欠かせません。今や、どんなお店にもお菓子やスイーツが売っている気がします。

ご当地スイーツなんかも増えて、スイーツ特集番組なんかも放送されていますよね。雑誌なんかでもスイーツを特集したページがありますし、最近ではスイーツ好きな男子が増えているなんてこともよく聞きます。

子供から大人まで、老若男女問わず親しまている甘いもの。

しかし、今まで考えたこともありませんでしたが、そもそも甘いものが食べたくなるのにはなにか理由があるのでしょうか。

甘いものが食べたくなる理由

甘いものが食べたくなる理由の1つとして「心や身体が疲れているから」ということが挙げられるそうです。

糖分というのは、体内で素早くエネルギーに変わります。そのため、甘いものを食べることで、身体が素早く効率的にエネルギーをチャージしようとしているのだとか。

「疲れたときは甘いもの」というのは昔からよく聞きますが、それは間違いではないんですね。確かに疲れているときに甘いものを食べると、とても身体に染み渡る気がします。

そのほか、特定の甘いものが食べたくなる場合には別の理由がある場合もあるのだそう。

例えば、チョコレートが無性に食べたくなる時。それはマグネシウム不足の可能性があるんだそうです。

他にも、甘いものではありませんが、油っこいものが無性に食べたくなる時は、カリウム不足など、それぞれに原因があり、私たちの身体からのサインなんだとか。

確かに理にかなっている説ですよね。

特定の栄養が足りていないのでそれを補うために、これを食べなさいと身体が指示を出しているんですね。

なかなか毎日の食事ですべての栄養素を摂取するのは難しいですし、当てはまる方も多いかもしれません。

確かに、上記以外にも単純に「気分」で食べたくなるときももちろんあるかもしれません。

見極めは難しいですが、私も偏った食生活が続いており、チョコレートだけが無性に食べたくなる時があるので、気を付けなければなりません。

甘いものを食べ過ぎた時の対処法を知りたい方はコチラの記事がおすすめです↓

 

甘いものが食べたくなるのは病気なのか?

特定の甘いものが食べたくなる時には、何らかの栄養が不足している場合があったり、とにかく「甘いもの」が食べたくなる時は心身の疲れが 原因であることが分かりました。

私たちの身体からのサインである可能性があるということであれば、見逃すわけにもいきませんよね。

甘いものが食べたくなって、尚且つ疲れているなと感じたときには素直に甘いものを食べるべきということですね。

でも、そういった身体のサイン以外に甘いものが食べたくなる場合もあります。その場合、ズバリ病気の可能性はあるのでしょうか。

甘いものが食べたくなるのは必ずしも病気ではない!

結論から言うと、甘いものが食べたくなるのは必ずしも病気ではありません

先ほど述べたように、心身が疲れているときの身体からのサインだったり、ただ単に甘いものが良い意味で習慣化しているだけの場合がほとんどだそう。

毎日甘いものがたべたくなったとしても、あくまで悪い意味ではないことが大半、ということですね。甘いものを愛してやまない私たちにとって、とても安心できる情報です。

病気かも、と気にしていては、美味しいはずのスイーツも楽しむことができなくなってしまいます。

私ももちろん、そんな不安を抱えて美味しいスイーツを食べるのは嫌ですし、みなさんも嫌ですよね。

しかし、「必ずしも」病気ではないということは、一部例外があるということですよね。その例外とはどういったケースなのでしょうか。

唯一注意すべき「砂糖依存症」と「糖化」

甘いものが食べたくなる、やめられない。そんなとき注意したいのが、「砂糖依存症」です。

砂糖依存症(さとういぞんしょう、Sugar addiction)とは、砂糖などの甘味料を多く含む甘い飲料・食品の過剰摂取によって様々な罹患症状を発現させる依存症の一種である。

引用:Wikipedia

その名の通り、依存症の1種です。

甘味料を多く含む食品等を過剰に摂取してしまうことが原因で陥る砂糖依存症。この依存症に陥ると、どういった症状が出てしまうのでしょうか。

砂糖依存症は、陥ることで主に

  • 冷え性
  • 骨粗しょう症

を引き起こす恐れがあるのだそうです。

甘いものを過剰に摂取することにより、その大量の糖分を消化するため、カルシウムやビタミンB群が併せて大量に必要になります

そのため、こういった栄養素・ビタミンが不足状態になり、様々な悪影響を及ぼすんですね。

気持ちが不安定になりイライラしやすくなる等、鬱状態になってしまったり、低体温を招いたり。カルシウム不足により骨粗しょう症を招く場合もあり、非常に危険な依存症です。

砂糖依存症になると、常に甘いものがそばに無いと不安になったり、過剰に摂取をしてしまうという症状が現れます。

重度の場合、3食ごはんの代わりに甘いものを摂取してしまう場合もあるのだとか。

また、下記のような説明もあります。

砂糖は「マイルドドラッグ」と呼ばれるほど、高い依存性があるといわれている。

健康体であれば甘いものを食べても、一定量で満足する。
しかし、極端なダイエットや妊娠・出産・成長期など
体の栄養バランスが大きく崩れている時に砂糖をとることで中毒症状を起こし、
依存を引き起こすことがあるという。

糖分を体に入れると、血糖値が緩やかに上がる。上がった濃度を下げるため、
膵臓からインスリンというホルモンが分泌。そのため血糖値は再び安定する。

しかし糖の摂りすぎによって血糖値が急上昇すると、インスリンの分泌量も増え、
血糖値が下がりすぎてしまう。これが続いてしまうのが低血糖症。
今度は下がりすぎた血糖値を上げるため、体の外から糖分を欲するようになってしまうのだ。

引用:ザ・世界仰天ニュース

とても分かりやすいメカニズムですね。砂糖依存症は、特に身体のバランスが崩れているときに陥りやすいのだそうです。

また、砂糖依存症とは別に、「糖化」という症状もあります。

糖化とは、身体の中でタンパク質と余分な糖が結びついてタンパク質が変性、劣化してAGEs(糖化最終生成物)という名の老化物質を生成する反応をいいます。この老化物質AGEsは分解されにくく、そのAGEsの蓄積は肌や髪、骨など全身の老化を進行させ、さらに体調不良や様々な病気(糖尿病、高血圧、がん等々)の温床にもなります。

引用:リバーシティクリニック

甘いものを過剰に摂取すると、身体に糖が蓄積されていき、その結果上記のような事が起きてしまうんですね。

砂糖依存症も糖化も、甘いものを過剰に摂取することで、そこからいろいろな病気に広がっていきます

毎日甘いものを食べていたとしても、適量であれば問題は無いのですが、こういった病気が存在しているとなると、いつ自分がそうなってしまうのか少し不安になってしまいますよね。

私自身も、甘いものを良く食べるということは、こういった病気のリスクが高いということになります。では、砂糖依存症や糖化を避けるために、なにか予防策はあるのでしょうか。

砂糖依存症・糖化への対策

唯一気を付けるべき砂糖依存症と糖化。とても怖い病気であることが分かりましたが、そんな事態を避けるために、なにかできることはあるのでしょうか。

やはり一番の対策は、生活習慣の改善、そして甘いものの食べ過ぎを防ぐ、だそうです。

いろいろなダイエットや健康法で出てくる「生活習慣の改善」。これって、簡単なようで一番難しいですよね。

それが出来れば苦労しないと思うこともしばしばです。

ただ、今回は砂糖依存症及び糖化の予防なので、極端に食事を制限したりするわけではありません。また、ジムに通ってたくさん運動を、というわけでもありません。

確かにプラスαで運動をすることも大切ですが、普段の通勤・通学で歩くだけでも充分効果を発揮します。お家から一歩も出ず、ずっと座ったまま横になったまま、というのが一番良くないのです。

私はジムに通ってはいませんが、通勤で少し歩くのでぎりぎりセーフといったところでしょうか。また、上記の軽い運動に加え、気を付けたいのが食事です。

みなさんは「GI値」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

GIとは食後血糖値の上昇を示す指標、グライセミック・インデックス(Glycemic Index)の略。

GIは、食品に含まれる糖質の吸収度合いを示し、摂取2時間までの血液中の糖濃度を計ったものです。オーストラリアのシドニー大学ではグルコースを基準とした場合、GIが70以上の食品を高GI食品 56~69の間の食品を中GI食品 55以下の食品を低GI食品と定義しています。

引用:大塚製薬

つまり、「GI値」が低い食品ほど、血糖値の上昇が緩やかということですね。

このように、低GI食品を意識して選ぶことによって、甘いもの以外の食生活改善が見込めます。

低GI食品は、卵やバター、マグロやカツオ、その他お肉等たくさんあります。どれもスーパーで気軽に買うことができるので、無理なく続けられますね。

また、もう1つ重要な対策が、「甘いものを食べ過ぎない」ことです。

毎日甘いものを食べることは悪いことではありません。また、砂糖依存症や糖化に直結するわけでもありません。一番危険なのが、「食べ過ぎる」ことなのです。

甘いものに限らず、食べ過ぎってよくないですよね。なんでも「適量」を意識しなければなりません。

例えば、スイーツをいくつか買っても1日1つまでにする、お菓子は開けても1袋全部食べない、など、急には無理でも徐々に適量へ戻す必要があります。

ちなみに、私もスナック菓子等日によっては1袋開けてしまうことがあるので、気を付けようと思います。

頭の片隅にこういった意識を置いておくだけでも、予防・対策に効果が期待できそうです。

甘いものの食べ過ぎで頭痛やめまいが起きたことのある方は、コチラの記事もおすすめです↓

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、甘いものが食べたくなるのは病気なのか、について調べてみました。
結果として、

  • 甘いものが食べたくなるのは必ずしも病気ではない
  • しかし、「砂糖依存症」や「糖化」等一部例外がある
  • 身体の栄養素が不足しているサインの場合もある
  • 対策をきっちりすれば問題なし

といった事実が判明しました。

甘いものがとても食べたくなる、だから病気、というわけではなく、単純に気分であったり、疲れていたりする場合がほとんど。

但し、異常に欲してしまう場合には「砂糖依存症」や「糖化」といった病気、もしくは特定の栄養素が不足している場合もあるので注意が必要ということですね。

見分け方は難しいですが、24時間常に欲してしまう、食べてしまうといった場合には気を付けた方が良いかもれません。

正直、私は「砂糖依存症」や「糖化」といったものがどういうものなのか、まったくわかっていませんでした。

今回調べていくうちに、初めて知る情報ばかりでとても役にたちましたし、これからも正しく安全に甘いものを食べていくことができます。

何気なく口にしているものでも、とても奥が深いですよね。調べれば調べるほど、初めて聞く知識がたくさんで自分でもびっくりしました。

糖が起因となる病気が存在していることを認識し、普段の食生活改善や甘いものの食べ過ぎを防止しましょう。

“ぽた子”
私もみなさんも、末永く甘いものを楽しんでいきましょうね♪

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