最近ポッコリお腹が気になってきちゃった。
そんな悩みありませんか?
ポッコリお腹の原因として思い浮かぶことは便秘です。
私もずっと便秘に悩まされていたんです。
便秘が原因でお肌が荒れてしまったり、ガスが溜まって腹痛に悩まされたり、便秘は体調不良の原因にもなってしまいます。
便秘が原因で太ってしまうこともあるんです。
太ってしまうことで次に気になってくることは、肥満だと思います。肥満になるとぽっこりお腹が気になってしまいますよね。
実は、便秘と肥満は関係しているんです。
便秘や肥満の原因や仕組みを知ることで、対策を見つけることができます。
私も便秘を解消することでお腹周りがすっきりしただけでなく、たくさんの効果を実感することができました。
いくつかの対策をすることで、ポッコリお腹を解消するだけでなく、痩せやすい体を手に入れることができます。
一つを解消するだけでどちらにも効果があり、キレイになれるなんて嬉しいですね。
今回は便秘と肥満の関係性を学び、その対策について紹介します。
目次
便秘になる仕組み
便秘に悩む人は多いと思います。
実際、私も便秘に悩まされてきました。
その便秘になる原因は、私たちの日常生活にあるんです。
ストレス
普段の生活の中で、私達はたくさんのストレスにさらされています。
その為、私たちは知らず知らずのうちにストレスを溜めています。
そしてそのストレスによって便秘を引き起こしているかもしれないんです。
ストレスが溜まってしまうと、自律神経のバランスが崩れてしまいます。
自律神経のバランスが崩れると、様々な体調不良を引き起こします。
腸は脳と繋がっている臓器ともいわれていて、第二の脳ともいわれる臓器です。
そのため、ストレスによる自律神経の乱れを他の臓器と比べて、より反映してしまうんです。
自律神経は交感神経と副交感神経で構成されています。
腸のぜん動運動を指示しているのは副交感神経です。
しかし、ストレスがたまると交感神経が副交感神経の働きを妨げるようになり、それが原因で腸の働きが悪くなります。
そのため、老廃物をうまく排出できなくなり、便秘になってしまうんです。
確かに、テスト期間中や旅行中など、ストレスが溜まりやすい期間は、いつもよりも便秘に悩むことが多い気がします。
偏食
偏食も便秘の原因になります。
例えば、野菜や果物には便通を良くする食物繊維という栄養成分が多く含まれています。
しかし、野菜や果物が嫌いな人はそれを食べずに、ファストフードなどの高カロリーな食べ物を食べがちです。
ファストフードは私も大好きで、たまに食べることがあります。
しかし、野菜などを食べずにファストフードばかり食べてしまうと栄養が偏ってしまい、便秘になりやすくなってしまうんです。
ファストフードなどの食べ物には、炭水化物や糖質、脂質、塩分が多く含まれています。
そのため、トランス脂肪酸や悪玉コレステロールを増やす原因になってしまいます。
これらが増えてしまうと腸内環境が悪化してしまいます。
腸内環境が悪化することで胃の活動が弱ってしまい、便秘などの原因になってしまいます。
また、腸内環境が悪くなることで、肌荒れや免疫力の低下にも繋がってしまうんです。
運動不足
運動不足も便秘の原因になってしまうんです。
腸の働きの中に、便を押し出す働きがあります。
実はこの働き、腹筋を使うんです。
皆さん、普段から腹筋を鍛えていますか?
最近では、デスクワークのなどの座り仕事が多い人やスマホを使いすぎることで、猫背の人が増えています。
実際、私も気づいたら猫背になってしまうのが悩みです。
実は、猫背になることで腹筋を使わなくなり、腹筋や背筋の筋力を低下させているんです。
猫背になることでポッコリお腹の原因になることもあるんです。
猫背以外にも、運動することが少なくなった人は運動不足によって筋力が低下してしまいます。
その筋力低下が原因で、腸の中では便を押し出すための腹筋がなくなってしまいます。
そのため老廃物が腸の中に溜まりやすくなってしまい、便秘に繋がってしまうんです。
このように、便秘の原因には、ストレスや偏食、運動不足など様々な悪習慣が原因になっていました。
これらの便秘になる原因の悪習慣は、どれも肥満の原因ともいわれているんです。
便秘が原因で肥満になることもあり、肥満が原因で便秘になることもあるということですね。
次に、便秘と肥満の関係性について紹介します。
便秘と肥満の関係性
便秘と肥満の原因である悪習慣は同じであるということが分かりました。
では、便秘と肥満には悪習慣以外に何か共通点はあるのでしょうか?
実は便秘と肥満には、腸内環境に共通点がありました。
便秘も肥満も腸内細菌が関係している。
便秘と肥満の共通点は、腸内菌です。
私たち人間の腸の中には約1000種類、約1000兆個もの菌が存在しています。
その中に肥満菌という菌があり、その菌によって他の人よりも肥満になりやすいことがあるんです。
肥満菌は腸内環境が整っていると増えにくいのですが、悪習慣によって腸内環境が悪化すると増えやすくなってしまいます。
腸内フローラとは?
腸の話になると、「腸内フローラ」という言葉をよく耳にします。
どんなものを意味するのでしょうか?
フローラとは、花畑という意味があります。
私たちの腸の中には先ほどもいったようにたくさんの種類、数の細菌が存在しています。
それらの細菌は、それぞれグループを作って住み着いているんです。
その様子が花畑のように見えることで腸内フローラと呼ばれています。
人によって腸内フローラは異なり、同じ腸内フローラを持つ人は自分以外にいないそうです。
腸内環境が悪いと肥満、便秘になりやすい。
腸内細菌は三つに分かれます。
善玉菌、悪玉菌、そして日和見菌です。
善玉菌は、腸内の食べ物を分解する働きがあります。
ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌も善玉菌の仲間です。
また、腸内の免疫力を高める働きがあり、これによって腸内環境を維持しています。
一方悪玉菌は、たんぱく質を腐敗させることで毒素を発生させます。
それによってガンや便秘などの体調不良を引き起こします。
日和見菌は、腸内環境によって悪玉菌にも善玉菌にも影響を与える菌です。
この三つのバランスを整えることで腸内環境を正常に保つことができます。
便秘タイプに肥満体系が多い。
腸内環境の悪化が原因で便秘に悩む人以外の理由として、SIBOという症状が挙げられます。
便秘気味の人は、実は腸内細菌に問題があるのかもしれません。
SIBOという小腸細菌異常増殖と呼ばれる症状は、本来大腸にいるべき細菌が、小腸に発生してしまうことで、便秘や下痢を引き起こしてしまう症状です。
便秘や下痢の原因に細菌の発生があったなんて驚きですね。
このSIBOに当てはまる人は腸内にガスをため込んでしまい、それが原因で便秘になってしまいます。
このSIBOが原因で便秘に悩む人の多くは肥満体系であるということが研究で明らかになりました。
このように、腸内環境が悪化することで便秘になりやすく、また肥満にもなりやすいということが分かりました。
悪玉菌が増えることは、太る以外に体のいろいろなトラブルのもとになるということなんですね。
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便秘と肥満を解消するためには?
上記で肥満と便秘の関係性を知ることができました。
これらからわかることは、便秘を解消することは肥満の防止に繋がるということです。
では具体的にはどうすればいいでしょう?
ストレスを適度に解消させる。
最初に述べたように、過度のストレスは便秘の原因になります。
また、ストレスによる過食などの影響で肥満になってしまうこともあります。
そういったことを防ぐ為に、日頃から適度にストレスを解消させることが大切です。
皆さんは自分のストレスを解消するための方法を持っていますか?
私のストレス解消法は、お風呂にゆっくりつかりながら歌を歌うことです。
自分の好きなことをする時間を増やしてみたり、何もしない時間を増やしてみてください。
大きく深呼吸を数回繰り返すことで呼吸が安定し、リラックスすることができます。
気持ちを落ち着かせることでストレスをためない体を作ってみてください。
適度な運動をする。
ストレスを解消させる方法としても効果的なのが、適度な運動です。
毎日20キロ走らないといけない、なんて言いません。
そんなにきつい運動は私はすぐに辞めてしまいます。
毎日少しでもいいので歩く習慣、外に出る習慣を身に着けてみてください。
例えば買い物の際、一階分だけ階段を使ってみる、一駅分歩いてみる、こういった積み重ねで、筋肉をつけることができます。
急にたくさん運動を始めてしまうと疲れてやる気がなくなってしまうので、一日少しずつ目標を立てて運動することを心がけてみてください。
目標を毎日達成することでよりやる気が出てくると思います。
そうすることで、便秘を解消することもでき、筋肉がつくことで太りにくい体になることができます。
和食中心の食事を心がける。
偏食を避け、野菜などをたくさん摂ることが大切と先ほども紹介しましたが、和食は効率よく野菜を摂ることができます。
また、腸内環境を整えるために効果的な食物繊維を効率よく摂取できる和食は、便秘の解消にはもってこいなんです。
和食といえば、ご飯やみそ汁、漬物などを思い浮かべる人が多いと思います。
日本人らしさの表れる和食は栄養バランスの整った食事をすることができます。
味噌汁で使われる味噌は、発酵食品です。
漬物や味噌などの発酵食品には便秘を善玉菌が多く含まれています。
また、ご飯はパンと比べて水分量や食物繊維の量が多く、肥満や便秘を防ぐために効果的な食べ物です。
和食には野菜を多く含む献立がたくさんあるため、気軽に野菜を摂取することができます。
自分の食生活を見直して、野菜中心の和食生活を始めてみませんか?
腸活をする。
そして、腸内環境を整えるために外からマッサージなどをする、腸活という方法もおすすめします。
腸活にはどんな方法があるのでしょうか?
いくつか紹介します。
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朝起きてすぐ水を飲む
簡単な腸活としてすぐに実践できる方法です。
睡眠から覚めてすぐにコップ1杯の水を飲むことで腸を起こすことができます。
腸を起こすことで消化機能の活動を開始させることができ、朝のお通じを効率よくおこさせることができます。
夏場は常温の水、冬場は白湯などを飲むのがおすすめです。
実際に白湯を飲んでみると、気持ちも切り替えることができてすっきり起きることができました。
お通じもよくなったように感じることができたので、一石二鳥です。
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ガス抜きのポーズで便秘解消
朝起きてすぐにベッドの上でできるポーズです。
このポーズをすることで腸の動きを助け、腸の活動を促進させます。
大きく深呼吸をすることがポイントです。
- ベッドの上で仰向けになります。
- 両足を曲げ胸の前にもってきて、両腕で抱えます。
- 大きく深呼吸をします。
- 深呼吸をしながら左右にゆっくりと揺れます。
- この動きを1分間ほど行います。
-
腸マッサージで便通を良くする。
お腹を外からマッサージすることで、便を押し出す助けをします。
腸に直接作用するマッサージなので、より腸の機能を促進させます。
- おへそからうび2本くらい下の部分を指で押さえます。
- その位置から「の」の字を描くように、お腹全体を指と手のひらを使って押しながらマッサージします。
- ゆっくりと動かします。
- この動きを15回ほどします。
これらの腸活をすることで便秘を解消することができます。
便秘を解消することで老廃物をため込まない体を作ることができ、肥満の予防にも繋がります。
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まとめ
今回は、便秘と肥満の関係性とそれぞれを解消するための方法について紹介しました。
便秘になる原因のそれぞれが、肥満に原因にもなっていたなんて驚きです。
また、便秘と肥満の関係性に関して、
- 便秘も肥満も腸内環境が関係している。
- 太りやすい人は、肥満菌を多く持っている。
- 腸内環境が悪化することで老廃物をため込みやすくなったり、ガスを発生させる。
- 便秘になりやすい人の多くが肥満体系である。
ということが分かりました。腸内環境が便秘や肥満に関係しているんですね。
腸内環境が悪化することで肥満菌が増えることには驚きました。
このような便秘や肥満を防ぐためにはどうすればいいのか?
- ストレスを適度に発散する。
- 適度な運動で筋力をつける。
- 和食中心の栄養バランスの整った食事を心がける。
- 腸をマッサージすることで働きを促進させる。
以上のことが大切ということが分かりました。
腸活は誰にでも簡単にできる方法なので続けやすいですね。
腸活をすることで便秘が解消されるので、お腹のポッコリが気にならなくなりました。
毎日少しずつ運動量を増やすことでダイエットにも効果があるかもしれません。
今回紹介した方法を活用して、便秘や肥満を解消し、キレイな体を手に入れてください。