寒い時期になると食べたくなるあったかほかほかのシチュー。冬といえばの定番品ですが、冬でなくてもたまに無性に食べたくなるんですよねぇ。
私もシチューが無性に食べたくなる事があります。パンと一緒に食べると最高ですし、最近はご飯用のルーなんかも販売されていてご飯にも合いますよね。
クリーミーなホワイトシチューに牛肉を使った食べ応えのあるビーフシチュー。どちらも美味しいのですがダイエットとなるとカロリーや糖質が気になる方も多いと思います。
確かに小麦粉や牛乳、お肉にジャガイモと糖質たっぷりでカロリーも高くシチューは太りやすいイメージですよね。
でも実は使う食材や食べ方次第ではダイエット中でも食べられる上に、栄養をバランスよく摂取する事ができるんです。
私もダイエット中はシチューよりあっさりした春雨スープなんかを選びがちでした。
春雨スープはヘルシーだけど腹持ちも悪く、栄養面では不安も残りますよね。食べても私には満足感が足りなくて結局空腹を我慢しないといけなかったんです。
ところがシチューをダイエット中でも食べられると知って食べられる料理のレパートリーも増えて飽きずにダイエットできました。
同時にしっかり食べて満足感も得られるようになったので間食が減り、ダイエットに繋がりました。
ダイエット中の寒い冬をシチューでぽかぽか温まりながら乗り越えられたんです。
そこで今回は、私も無性に食べたくなるシチューをダイエット中でも食べられる賢い食べ方をご紹介したいと思います。
まずはシチューって太るイメージを持たれがちですが実際のカロリーはどうなのでしょうか。
目次
1.シチューのカロリーって高いの?
カロリーが高そうと言っても、一体シチューのカロリーはどのくらいなのでしょう。
シチューを作る時は市販のルーを使う事が多いかと思います。実際に私もよくお世話になっていますし、失敗なく美味しいシチューが作れるので便利ですよね。
一般的なホワイトシチューやプレミアムシチュー、コーンシチューやチーズを使った物などルーの種類は様々で商品によってカロリーも変わってきます。
一般的なホワイトシチューのルーのカロリーは、
- S &B クリームシチュー 20g 112kcal
- ハウス北海道シチュー 19g 98kcal
- ハウスクリームシチュー 19g 82kcal
- グリコクレアおばさんのクリームシチュー 20g 114kcal
となっています。使用するルーによってカロリーが違いますね。
一般的な具材を使ってシチューを作ると大体のカロリーはどうでしょうか。
ホワイトシチュー 1人前(ルーなし) 291kcal
鶏モモ肉 85g 170kcal
じゃがいも 50g 37kcal
玉ねぎ 50g 19kcal
にんじん 30g 12kcal
牛乳 80g 53kcal
(引用:簡単!栄養&カロリー計算)
となります。これにルーが加わるので大体約400kcalになりますね。
ルーはバターで小麦粉を炒め、牛乳でのばして作ってあります。高カロリーの代表的な材料ばかりですね。だからクリームシチューのルーはカロリーが高くなってしまっているのです。
ちなみにビーフシチューはどうでしょうか。
- ハウス 北海道シチュービーフ 17g 88kcal
ビーフシチュー 1人前(ルーなし)529kcal
牛肉肩ロース 100g 411kcal
じゃがいも 80g 58kcal
玉ねぎ 90g 33kcal
にんじん 70g 27kcal
(引用:簡単!栄養&カロリー計算)
牛肉の分ビーフシチューのほうがカロリーはやや高めですが使うお肉によってもカロリーがかなり変わってきそうですね。
使用する具材によってカロリーは変わりますがホワイトシチューもビーフシチューもカロリーは結構しっかりありますよね。
高カロリーだからダイエット中は我慢しようと思っていても無性に食べたくなるんですよねシチューって。
私も我慢しようと思えば思うほどシチューの事しか考えられなくなります。
どうしても今日はシチューが食べたいそんな時はどうすればダイエット中にシチューが食べられるのでしょうか。
2.シチューはダイエット中でも食べていい?
ダイエット中は高カロリーだからといってシチューを避けてしまいますが、実はシチューはダイエット中でも食べられて栄養補給ができる料理です。
同じシチューでも食材の選び方や調理の方法によって、カロリーや栄養分が違ってきます。
そこで入れる材料を工夫できればダイエット中に不足しがちなビタミンやミネラル、食物繊維などを手軽に補えるダイエットおすすめメニューになります。
そう言われてみると彩りを考えて具材を選んでいると自然とバランスが取れた材料になっている気がします。
ダイエット中のシチューは低カロリーかつダイエットに効果が期待できる食材を選ぶことが重要になるという事です。
私はブロッコリーが苦手なのですがダイエット中に必要な栄養が豊富なので是非取り入れたい。そんな時はシチューに入れています。
コトコト煮込んで柔らかくなるのとクリームシチューのクリーミーさで食べやすくなりますよね。
栄養価が高いのに苦手で食べられない食材でもシチューに入れる事で私のように食べられるようになるかもしれませんね。試す価値ありです。
ではシチューを賢く食べてダイエットするにはどんな点に気をつけたら良いのでしょうか。
ビーフシチューだってダイエットしてても食べて大丈夫!その理由は↓
3.ダイエット中にシチューを食べる時の注意点
ダイエット中にシチューを食べても大丈夫だとお伝えしましたが、賢く食べる為に食べる時には気をつけて頂きたいポイントを4つご紹介します。
ダイエット中にシチューを食べる時の参考にしてくださいね。
①ダイエットに効果的な食材を選ぶ
シチューに使う食材は新鮮な物を選び、旬の食材を使用する事で食材の持つ栄養を効率よく取り入れる事ができます。
ブロッコリーやきのこなどを使うと低カロリーでボリュームも出せ、咀嚼を促せるので満足感をアップする事ができます。
特にブロッコリーはビタミンやミネラルも豊富で栄養が沢山入っています。
私は苦手なブロッコリーですが先程お伝えした通り、シチューに入れる事で食べられる様になりました。
ダイエットに向いている食材のひとつなのでシチューで積極的に取り入れたいですね。
シチューに入れる事で青くささがなくなり食べやすくなりますよ。
また鶏肉はたんぱく質やコラーゲン、鮭はダイエット効果だけでなく抗酸化成分を多く含んでいるのでアンチエイジングにもなりシチューとも相性が良いです。
よくお店などで目にするのが牡蠣のシチューです。クリームシチューと相性抜群ですよね。
面倒な気がして私は今まであまりシチューに入れていませんでしたが、実は牡蠣は栄養が豊富でダイエットに向いている食材です。
牡蠣は亜鉛が豊富で不足しがちな鉄分を補う事ができます。
オリーブオイルで一度ソテーしてシチューに入れると旨味も増して美味しく食べられます。
冬の食材でもあるので冬のシチューで是非取り入れて見てくださいね。
私は鮭を使ったシチューをよく作りますが、どんな野菜とも相性が良く彩りもいいのでダイエットメニューなのに旦那さんにも喜んでもらえる1品です。
無理して栄養を摂取している感じはなく、美味しい上にダイエットに必要な栄養を補えてまさに一石二鳥だと思います。
具材を少し大きめに切って作ると咀嚼が増えるので満足感が得られるのでオススメですよ。
シチューは肉や魚といったたんぱく質食材と野菜が一度に食べられる栄養バランスのとりやすいメニューです。ダイエット中にも嬉しいですよね。
そしてホワイトシチューは牛乳を使っているのでカルシウムやミネラルなどを補えダイエットに役立ちます。
また牛乳は安眠効果も期待できるので、夜にクリームシチューを食べて体が温まるとぐっすり眠ることができます。
私も寒い冬は睡眠が浅くなりがちですがシチューで温まって眠るとしっかり睡眠をとることができて助かっています。
安眠して体を休ませる事もダイエットでは必要不可欠ですのでぜひ取り入れてくださいね。
②カロリーに気をつけてルーを選ぶ
誰でも失敗なく美味しいシチューが作れる市販のルーですが商品によってカロリーに大きく違いがあります。
濃厚やチーズなどの名前が付いている物は美味しいのですがカロリーが高めです。
市販のルーはカロリーが記載されています。パッケージをチェックしてなるべくカロリーの低いものを選ぶようにしたいですね。
私は「濃厚クリーム」のようなルーを選びがちでしたが、やめて低カロリーのルーを買うようにしました。
ずっと濃厚なルーを使っていた私はコクが物足りず、でもカロリーは抑えたい。というわがままな願望が湧き出てきたんです。
そこで発見したのがベビーチーズです。作るときにベビーチーズを1つ入れて溶かすとコクが加わって、低カロリーなのにグッと美味しさが増しますよ。是非試してみてくださいね。
③付け合わせに気をつけて
シチューと一緒に食べたくなるのが、パンやご飯などの炭水化物です。シチューを食べる時はパンやご飯と一緒に食べるという方が多いと思います。
特にパンはバターやマーガリンを塗って食べると美味しいですよね。シチューと合う付け合わせですが、糖質の量が多くなってしまいます。
ダイエット中にシチューを食べる時はなるだけ炭水化物を減らした方が安心なのでどうしても炭水化物が食べたい時は量を控えめにするように心がけてください。
パンよりも消化の良いご飯の方がダイエット中には向いていますが、どうしてもパンが一緒に食べたいという方はバターの代わりにオリーブオイルを付けて食べるのがおすすめです。
オリーブオイルでオレイン酸を摂取でき、パンの消化を助けつつ便秘解消にもなりダイエットにはとても向いている油のひとつです。
私もシチューとパンを食べると時はオリーブオイルを付けて食べるようにしています。
意外と重たくならずバターやマーガリンよりもヘルシーで健康効果も期待できます。
オリーブオイルがあればシチューとパンの組み合わせがダイエット中でも怖くありませんね。
ただ食べすぎでは意味がありませんので食べすぎには十分気をつけてください。
④調理油はごく少量にする
シチューを作る際鶏肉や野菜を炒めますよね。焼く事で旨みを引き出す重要なポイントです。
しかし油は高カロリーなのでダイエット中にシチューを作る時はなるべく量は控えめにする方が効果的です。
先ほどオリーブオイルはダイエット向きな油だとお伝えしました。
炒める際はオリーブオイルを使うようにするとオリーブオイルの良い所を取り入れた健康的なシチューに仕上がります。
またフライパンで油を使わず炒めたり、牛乳を使う際は低脂肪乳や豆乳にかえたりすることもカロリーを抑える方法です。
私は鶏肉を焼いてシチューに入れる時には鶏肉を焼いて出た油をキッチンペーパーで取り除いています。
そして皮はカロリーが高い部位なので私は皮を取り除いています。
鶏肉はたんぱく質が豊富なのでダイエット中に取り入れたい食材ですがカロリーが気になりますよね。
キッチンペーパーで余分な油を取り除くことでカロリーカットすることができるので、安心してシチューに入れられておすすめですよ。
また皮もカロリーが高い部位なので私は取り除いて入れるようにしています。
一手間かかってしまいますがこれもカロリーカットできるポイントなので、試してみてくださいね。
鶏肉を使った親子丼でもダイエット!その記事はコチラ↓
まとめ
今回はダイエット中でもシチューを賢く食べる方法をお伝えしました。
太るイメージを持たれるシチューですが、工夫すればダイエットに必要な栄養を1皿でバランス良く取り入れられる料理の一つです。
クリームシチューもビーフシチューも入れる具材や調理法を工夫すればカロリーも抑えつつ、栄養を取り入れることができます。
シチューのルーはカロリーが高めです。市販品はカロリーが製品ごとに違うので、ルーを購入する際はチェックすることが重要です。
具材はカロリーの低いお肉や栄養価の高い野菜を選ぶことが重要なポイントです。
またパンのバターをオリーブオイルにしたり、使う油の量を控えたりすると更にカロリーオフする事ができます。
シチューは煮込み料理で、具材がやわらく仕上がっている為噛む回数が少なくなりがちです。
暴食にならない為にもよく噛んで、ゆっくり食べるようにしてくださいね。具材を大きめに切るのも咀嚼を促す方法でおすすめです。
私はダイエットといえば鍋や春雨スープばかり食べて、夜中の空腹感と戦っていました。
そんな時シチューがダイエット中でも食べられることを知ってダイエットメニューのレパートリーも広がり、満足感を得られるようになりました。
もう夜中の空腹感を我慢する必要がなくなったんです。それだけでもダイエットが辛いものではなくなりますよね。
ちょっとしたポイントを押さえればシチューはダイエットにとても向いている料理になるのです。
私のように冬場のダイエットは鍋ばかりになりがちだった方も、ダイエット中だからといってシチューを今まで避けていた方も賢くシチューを楽しんでくださいね。
シチューを食べながら体も心も温めて栄養補給をしませんか?
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