私は夫に、
「最近いびきかいてるけどどうしたの?」
と言われ、えっ私っていびきかくの…とびっくりしました。
何が原因なのか、わからなかったので調べてみると
「いびきは様々な病気の兆候だ」とか
「いびきにも様々な種類がある」とか
本当にたくさんの情報が目に飛び込んできました。
と同時に、私のように悩んでいる方もたくさんいらっしゃるようだったので
今回、個人的にいびきについてまとめてみようと思います。
気になった方は是非最後まで見てみてくださいね。
目次
いびきの基本情報・メカニズムについて
対策を取るには、まずは情報を知ることから!
まずはいびきの基本的なところから知っていきましょう。
メカニズムについてもご紹介しますね。
いびきには種類がある
いびきは大きく3種類に分けられます。
その種類によって、対策や注意すべき点が変わってきますので
まずは自分がどのタイプのいびきをかいているのかチェックしてみてください。
①単純性いびき症
無呼吸や低呼吸がなく、日中の眠気がないタイプです。
このいびきは特に健康に問題はなく、
朝すっきりと目覚められていれば心配はありません。
原因がはっきりしていることが多く、
主に以下の状況で一過性のいびきが発生するようです。
- 寝入り時
- お酒を飲んだ時
- 風邪や鼻炎で鼻が詰まっている時
- 疲れている時
この原因を取り除くことで多くは改善するそうです。
先にもご説明した通りこのいびきは基本的には心配いりませんが、
あまりにも続くようだと病気につながる可能性も考えられますので注意してくださいね。
②上気道抵抗症候群
なんだか難しい印象ですが、簡単に言えば
「上気道が狭くなり、強い力で呼吸をするため睡眠が妨げられる」
症状のことを言います。
習慣的ないびきが特徴で、睡眠が妨げられているので
しっかりと寝ているつもりでも、日中眠くなったりします。
度合いによっては、マウスピースや機械による
治療が必要になりますので注意が必要です。
③睡眠時無呼吸症候群
こちらはテレビなどのメディアでもよく取り上げられているので
聞いたことのある方も多いと思います。
こちらも習慣的ないびきが特徴で、
睡眠中の体が無呼吸・低酸素状態になってしまいます。
そのため眠りが浅くなり、
日中の眠気を感じることが多くなります。
主に以下の症状が出たときは、睡眠時無呼吸症候群の可能性が高いと言われています。
- いびきが止まった後、
「ガガッ」というような音と共にいびきが再開する - 仰向けに寝ると大きくなる
- 朝まで続く
- 音が大きい
そのまま放置しておくと、様々な病気を引き起こす原因となってしまうので
専門機関を受診し、適切な治療を行うことが大切です。
いびきをかく人は口呼吸をする?口呼吸のデメリットと治し方
朝起きたとき、喉が異常に乾いている…なんてことありませんか?
それは寝ている間に口呼吸をしているからかもしれません。
この章ではいびきと口呼吸の関係、またそのデメリットと治し方についてご紹介していきます。
いびきと口呼吸の関係
いびきについての基本的な情報がわかったところで、
次はいびきと重要な関係にある口呼吸についてです。
タイトルにも挙げている、いびきと口呼吸の関係ですが
いびきをかいている時、ほとんどの方が口呼吸をしているんです。
それはなぜか。
いびきというのは、口を開けて寝ることなどにより舌の根元が落ち込み、
空気の通り道が狭くなり、その狭い部分が空気で震えて音が出ていることを言うんです。
なんらかの理由で口呼吸をしていることがわかりますね。
口呼吸ってだめなことなの?と気になったので
調べてまとめてみました。
口呼吸のデメリット
人間は本来鼻呼吸をする生き物なので、
口呼吸によるデメリットはたくさんあります。
以下に簡単にまとめてみますね。
- ウイルス感染しやすくなる
鼻の穴に生えている毛や細かい粘膜は、
空気中を浮遊している病原菌やウイルスをカットしてくれる役割を持ちます。
そのため口呼吸をしてしまうと病原菌やウイルスが
ダイレクトに体内に侵入してきてしまうため、
ウイルスや風邪に感染しやすくなってしまいます。 - 虫歯や口臭の原因になる
唾液には口の中の雑菌の繁殖を抑える効果があります。
ですが、口呼吸をすることにより唾液が乾きやすくなり、
この効果が弱くなってしまうのです。
そのため、雑菌の繁殖を抑えることができず
結果的に虫歯や口臭の原因を作り出してしまうことになります。 - 酸素の摂取量が少なくなる
口呼吸は鼻呼吸に比べて酸素の摂取量が少なくなることがわかっています。
酸素が少なくなると、代謝が落ちてしまいます。
代謝が落ちると、痩せにくい体になったり
集中力が低下したりします。
他にも、口を開けている時間が長いことから顔の骨格がゆがんで
歯並びに影響したりと様々なデメリットがあることがわかっています。
口呼吸を治すには?
口呼吸をする方のほとんどの原因は、鼻の通りが悪いこと、
つまり、鼻で呼吸をしづらいということにあります。
まず、鼻炎や副鼻腔炎など鼻がつまる明確な原因がわかっている方は
その治療をまず始めましょう。
市販されている鼻の通りを良くするテープも効果的です。
また、寝ている間に口が開かないよう
口をテープでとめておくだけでも効果は期待できます。
専用のものでなくても、ドラッグストアなどで手に入る
医療用のテープで構いません。
肌の弱い方は敏感肌用のテープも売っていますよ。
そして何より大切なのは、起きている時から
鼻呼吸をするよう意識すること!体に鼻呼吸のリズムを覚えさせることも大切です。ほかにも改善のために出来ることはあるでしょうか。
鼻呼吸なのにいびきが・・・とお悩みの方におすすめ記事はこちら↓
口呼吸を治す筋トレ方法をご紹介!
口呼吸を治すために効果的な方法の一つに、「口周りの筋肉を鍛えること」があります。簡単で気付いた時に手軽にできるので、家事をやりながらなどの「ながら体操」として取り入れてみてください。
- 「あー」といいながら大きく口をあける
- 「いー」といいながら口を横に広げる
- 「うー」といいながら思いっきり口をすぼめる
- 「べー」とできる限り舌を出す
この筋トレ方法は小顔効果も期待できるので、一石二鳥ですよ。是非試してみてくださいね。
ダイエットに口コミ評価の良いサプリメントを取り入れたい方におすすめ記事です↓
まとめ
今回は、いびきと口呼吸の関係やデメリット・治し方についてご紹介してきました。
- いびきと口呼吸は重要な関係がある
- いびきによる様々な健康被害
- 口呼吸を治すための方法
いびきにはその症状によりさまざまな種類に分けられることがわかりましたね。
症状によっては病院や専門機関にかかった方がよい場合もあるので
自分はどのタイプかよく知っておくことも大切です。
そして、いびきと口呼吸は切っても切れない重要な関係にあることもご説明しました。
私も今回調べてみて、そういえば朝起きたとき、喉が異常に乾いているなあと初めて自覚…。
治すよう心掛けていきたいですね。
また、いびきを引き起こす原因の一つである口呼吸のデメリットに、
- ウイルス感染しやすくなる
- 虫歯や口臭の原因になる
- 酸素の摂取量が少なくなる
などがあることがわかりました。
口呼吸は治した方がよいということで、その治し方としては
口呼吸の主な原因である鼻づまりを治療したり
鼻の通りをよくするテープなどを使用することをおすすめしました。
口周りの筋肉を鍛えることも大切で、小顔効果も期待出来て一石二鳥。
何より手軽にできる「ながら筋トレ」なので忙しい毎日にも簡単に取り入れることができます。
そして何より、いびきや口呼吸を治すためには
「心掛ける事」が一番大切です。
初めは苦しいかもしれませんが、体に鼻呼吸を覚えさせることで
今まで無意識にしていた口呼吸を治すことができます。
健康的な生活を手に入れるためにも、少しの心掛けから始めてみることも大切ですね。