いびき鼻呼吸なのに改善されなくてツライという人への原因と対処法

“ぽた子”
みなさんは、毎晩よく眠れているでしょうか。

私は、小さいころから睡眠の悩みはほとんどありませんでした。ですが、中には不眠気味の人もいると思います。

特に厄介なのは、

十分に睡眠時間が取れているのに、不眠気味になってしまう

というものではないでしょうか。8時間もベッドの中にいたのに、日中眠くて仕事がつらいのは本当に大変だと思います。

不眠になる原因はいろいろとありますが、その中でも本人が気付きづらいものがあります。

それが、“いびき”です。

いびきは自分自身では気付かないため、周りが指摘する必要があります。

私の友人も家族がいびきのことを話してくれて、改善しようと試みました。

“いびきの原因は口呼吸なので、鼻呼吸をすると抑えられる”という情報を頼りに、友人は寝るときは鼻呼吸をするようになりました。

ですが、それでもいびきを抑えることができませんでした。多少は良くなったようですが、まだ回りが気になるほどのいびきをかいていました。

いびきがひどくて、友達と旅行にも行けない。」との悩みに、私もいびきの原因を調べました。

すると、どうやら鼻呼吸をしても鼻の状態が悪いといびきをかいてしまうようです。そして、そういう人たちはどうすればいいのかもわかりました。

原因がわかれば、自分で気付けないいびきも怖くありません。友人は、さっそくちゃんとした対策をしていびきを克服しました。

そして、それまでできなかった旅行もできるようになりました。今まで、友達との旅行は、日帰り旅行だけだったので嬉しかったようです。

“鼻呼吸をしているのに、日中は怠くて何もしたくない”という人、もしかしたら寝ている間にいびきをかいてしまっているのかもしれません。いびきって、体力使ってそうですから。

そのような人がどうすればいいのか、原因と対処法を書いていきます。

 

いびき鼻呼吸なのにかいてしまう原因

普段いびきをかいてしまう原因

いびきはどうして起きてしまうのでしょうか。いびきをかいてしまう人は、そうでない人と何が違うのでしょうか。

簡単に言うといびきは、睡眠中に狭くなった喉(上気道)を空気が通るときに出る振動音のこと。正常な呼吸は空気が鼻から上気道を通って気管へと入っていきます。しかし何らかの原因により上気道が狭くなった状態で空気が流れると空気の乱流が発生し、軟口蓋や口蓋垂、咽頭が振動して音が生じます。これがいびきの仕組みです。

いびきの基本|無呼吸ラボ – 睡眠時無呼吸症候群のホントを伝える情報サイト

寝ているときは、のどが狭くなってしまうのですね。寝る人の中には、あおむけで寝る人も多いと思います。

仰向けで寝ると、もっとのどが狭くなりそうですね。なので、横向きに寝るといいのかもしれません。

実際に、軽度のいびきで悩んでいる人には、横向きで寝ることをすすめているようです。

体位を変えて気道を確保できるようにとのことですが、ただ寝るだけでも呼吸って大事なようです。

それも、口呼吸と鼻呼吸ではだいぶ違うみたいです。普段、起きているときでも口呼吸はあまり良くないと言われています。睡眠でもそうです。

むしろ、全く抵抗ができない睡眠のときに、呼吸の仕方を気を付けなければなりません。

しかし、やはり睡眠のときに意識して鼻呼吸にすることは難しいです。

なので、テープなどを使って呼吸をコントロールする必要があります。

鼻呼吸で寝ているのにいびきがうるさい

“無事に鼻呼吸に変えることができて、いびきも改善された”

という人たちは問題ないでしょう。ですが、中には鼻呼吸でもすごいいびきをかいてしまう人がいます。

せっかく注意して鼻呼吸にしたのに、まだいびきが治らないせいで、寝るときに周りの人に避けられてしまう。寝るときだけど言えど、人に避けられるのは嫌です。私だったら絶対に嫌です。

では、どうして鼻呼吸の人でもいびきをかいてしまうことがあるのでしょうか。何か改善できることはあるのでしょうか。

考えられる一番の理由は、“鼻づまり”です。“鼻づまり”は、日常生活でも辛い症状です。

当たり前ですが、そうなってしまうと鼻で息をするのが難しくなってしまいます。私も、季節の変わり目はしんどいです。いやでも、口呼吸になってしまいます。

たとえ、眠るときに鼻呼吸で眠ろうと意識しても、苦しくなってしまいます。そのため、口呼吸で寝てしまい、人いよってはいびきまでかいてしまうという訳です。

季節の変わり目だけではなく、風邪をひいたときも鼻がつまりやすくなります。

鼻の不調は、季節の変わり目風邪という一時的なものが多いと思われます。こういうものは、市販の薬を使っただけで自然と治ります。

ですが、そうではないものもあります。私が興味深いと思ったものは、

鼻中隔彎曲症(びちゅうかくわんきょくしょう)”です。鼻の構造の話になります。鼻づまりが起きやすいみたいで、鼻呼吸に悪い影響を与えます。

詳しく説明するとこうなります。

鼻中隔は軟骨の板と骨の板とでできています。骨の板より軟骨の板のほうが発育が盛んなので、その違いのために彎曲がおこります。また、打撲等の外傷によっても生じます。

鼻中隔彎曲症 | 鼻づまりを引き起こす病気 | 鼻づまり対策室CONTENTS | 患者さん・ご家族の皆様へ|日本新薬株式会社

“鼻中隔(びちゅうかく)”という言葉も少し難しいと思うので、簡単に説明します。

鼻中隔とは、いわゆる鼻の仕切りです。おそらく、これがあるため人の鼻には2つの穴が開いているのでしょう。この中にある軟骨の成長により、彎曲が起きてしまうというのです。

その結果、鼻づまりしやすくなるという訳です。

鼻は体の中では、小さい部位の1つだと思います。ですが、ちょっとでも違和感があると人の体に影響を与えてしまいます。

また、季節の変わり目とは違い、一生続くかもしれません。なので、できることならば治していきたいところです。

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いびき鼻呼吸なのにと困る人への対処法

いびきの原因鼻づまりを治す簡単な方法

私は普段、鼻づまりになることはありません。ですが、季節の変わり目となると鼻づまりが起きてしまいます。鼻づまりって、当たり前ですが息が苦しくなるので、本当に嫌ですね。

では、そんな辛い症状を緩和することはできないのでしょうか。鼻をかめばいいと思っている人も多いかもしれません。鼻水を出すことでスッキリしますからね。

ですが、それだけでは症状を和らげることはできません。むしろかみ過ぎると、鼻が痛くなってしまいます。私も子どものころ、鼻が真っ赤になったのを覚えています。

鼻づまりの症状が軽い人は、“鼻腔拡張テープ”を使うことをおすすめします。このテープを張ることで、鼻の通りがよくなり、睡眠のときに鼻呼吸がしやすくなります。

引用:鼻腔拡張テープ | ドラッグストア マツモトキヨシ

合わせて、“口閉じテープ”も使うと効果的です。テープを貼った顔を想像すると少し奇妙ですが、人にとって睡眠はとても大事なものなので、治るまで貼ることをおすすめします。

私は、ただのテープに効果があるのかと疑問に感じていました。なので、最初は使っていませんでした。ですが、私の旦那が普通に使っているのを見て使うことにしました。

すると、思ったよりも鼻の通りがよくなって、いつもより呼吸がしやすくなりました。鼻で呼吸できるって、本当に大事です。口も乾かないですから。

それから、やはりいびきの原因も防ぐことができます。“鼻腔拡張テープ”を、一度も使ったことのない人は使ってみてください。

いびきの原因鼻づまりが自分で治せない時の対処法

私の鼻づまりの症状は軽く、テープを貼ることにより改善されました。ですが、中には症状が重く、テープを貼っただけでは治らない人もいます。

そういった方は、素直に“耳鼻科で診てもらう”ことをおすすめします。こんなこと当たり前と感じている人もいると思いますが、意外と面倒で行かない人も多いです。

しかし、ずっと鼻づまりのせいで呼吸が苦しいのは、とてもつらいことです。面倒くさがらずに行って、しっかりと治療をして鼻の通りをよくしましょう。

また、先ほども紹介した“鼻中隔湾曲症”は、自分で治すことが難しいです。なので、気になる方や、いびきがひどいという方は手術をした方がいいと思います。

とは言っても、いびきする人全員がその症状を持っているとは限りません。しっかりと、耳鼻科で受診した後で、手術をすることをおすすめします。手術と聞くと重いイメージがありますが、いびきというのはそれだけすごいものだということです。

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まとめ

鼻呼吸なのに、寝るときいびきをかいてしまう原因と対処法を、わずかですが書きました。呼吸するときは、鼻呼吸することが大事です。

睡眠しているときは、さらに大事だと思います。いびきは、口呼吸で寝ることによって起きることが多いからです。

ですが、中には鼻で呼吸して寝ているのにもかかわらず、いびきでつらい思いをしている人もいます。

その原因は、鼻づまりです。鼻がつまることで上手に呼吸ができなくなり、口呼吸になってしまいます。

寝るときに、何とか鼻で呼吸をしようとしても、つらくてなかなかできることではありません。

そんなときは、道具を使うことをおすすめします。“鼻腔拡張テープ”を使って、鼻の通りをよくすることで鼻呼吸がしやすくなります。

“口閉じテープ”を使って、さらに睡眠のとき楽に寝たいものです。私も、このテープを使ってから、今まで悩まされていた鼻づまりを克服することができました。

ですが、中にはそれを使っても症状が重すぎて治らない人もいます。そのような時は、普通に耳鼻科に行きましょう。面倒くさがらずにです。鼻づまりでいいことは無いからです。

また、“鼻中隔湾曲症”を持った人もいます。鼻の中にある仕切りの部分の骨が、曲がってしまっていることです。それが原因で鼻の通りが悪くなるようです。

鼻の中の手術は想像できませんが、それが原因でいびきをかいてしまっているのならば、早めに治したいところです。

いびきのせいで、遠出ができない。鼻呼吸で寝ているのに、なかなかいびきが収まらないと大変な思いをしている人もいます。今回の記事を読んで、少しでも参考になったら幸いです。

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