ダイエットには禁酒は必須!そう思って急にお酒を止め、ストレスの溜まるダイエット生活を送っていませんか?
ダイエット中にお酒を飲むなんてだめに決まってる!そう固く心に誓ってみたものの、ストレスがたまってイライラしてませんか?
毎晩のささやかな楽しみとして缶ビールをプシュッとあけてゴクッと飲むのは精神的にはいいのかもしれません。
でも、ダイエットにお酒は本当に禁物なのでしょうか?それにはどんな理由があるのでしょうか?だとすれば、飲み会に誘われたときは断った方がいいのでしょうか?
答えは▲
ハチャメチャに飲み食いしてしまうともちろんダイエットに悪影響ですが、しっかり考えて対応すれば大丈夫です。
そのあたりを検証しながら、ダイエット中に飲み会に誘われたときの正しい対処法などもご紹介します。
この対処法を知らないで飲み会に行ってしまうと、普段禁酒をしている反動でハチャメチャになりそうですが、対処法を知っていれば、罪悪感のない楽しい飲み会となるはずです。
目次
お酒がダイエットに悪影響をおよぼす理由
そもそもダイエットにお酒が禁物と言われるのには理由があります。
アルコール飲料は高カロリー
だいたいのアルコール飲料は高カロリーです。ビールジョッキ一杯はお茶碗一杯の白ご飯に相当します。
白ご飯おかわり4杯したときくと相当ビックリしますが、中ジョッキ4杯飲んだと聞いてもそれほどビックリしないのではないでしょうか?
私はのりたまがあれば、白ご飯何杯でもいけるわーってみんなに言ってますが、さすがに4杯は食べたことありません。
でも、ビールの4杯は飲めなくはないと思います。高カロリーをジャンジャンとれてしまうのがビールでありアルコール飲料なのです。
ビール一杯=白ご飯一杯、そうかんがえるとちょっと怖いですよね。
味の濃いおつまみが欲しくなる
ビールやアルコール飲料を飲んでいると、味覚が麻痺してきて濃い味付けのものが食べたくなります。唐揚げや豚キムチ、焼き肉などなど。
どれもおいしそうですが、カロリーは高いです。私の行きつけの居酒屋には〈てっちゃんのガーリック炒め〉というのがあります。
ホルモンをガーリックで炒めてマヨネーズが大量にかけられています。モンスターカロリーなのは間違いないでしょう。
居酒屋で唐揚げを食べる時のコツをご紹介!こちらの記事もおすすめです↓
アルコールには食欲増進の効果がある
アルコールにはそもそも食欲を増進させる効果があります。加えて、居酒屋の空気感だったり会話が弾んだり弾まなかったりで飲み物に口がいくことが多いです。
そこに味付けの濃いものを食べて、そうすると喉が乾くのでまた飲んで…という無限ループに陥ります。
高カロリーの飲食物が休みなく口の中に飛び込んでくるのです。結果はだいたい想像できますよね?
ファミレスとか定食屋さんとかだと、1人1品で食べた量が分かりやすいですが、居酒屋だとみんなでつまむやつを頼むので、どれだけ食べたかわからなくなります。
さらにほろ酔いも手伝って、ダイエットなんてまるでしてなかったかのように食べ尽くし飲み尽くししてしまいます。当然翌朝は後悔とともに目覚めています。
ほかにも医学的な根拠のある理由もあるようですが、上記の理由でダイエットにお酒は禁物な理由として成立しますね。
それでもやっぱりお酒を飲みたい。でもやせたいというそこのあなた。
今から私がいうことを意識して挑んでいただければ、せっかく誘われた飲み会も断らずに行くことができます。翌朝も後悔なく目覚めることができます。
やっぱりお酒を飲みたい!でもやせたい!どうすればいいの?
基本的には禁酒
ご褒美的にたまにお酒を飲むのはいいと思います。逆にストレスをためてしまうのはよくないですもんね。
でも、コンビニによって帰り道に缶ビールを一本開けるようななんとなく飲酒はやめておきましょうね。
どうしても飲み会に参加しないといけない(参加したい)場合
飲むお酒を厳選する
お酒には大きく分けて【醸造酒】と【蒸留酒】の2種類に分かれます。
【醸造酒】は、穀物や果実を発酵させたお酒。麦を発酵させたビール・お米を発酵させた日本酒・果実を発酵させたワインなどがあります。
【蒸留酒】は【醸造酒】をさらに蒸留します。ウイスキーやブランデー、焼酎などが蒸留酒と呼ばれます。
蒸留酒には、たんぱく質や糖質が含まれないので太りにくいお酒と言われています。
とはいえ、そもそもアルコール自体にカロリーがあって、蒸留酒はアルコールが高めなので、度数が高いお酒だと醸造酒であるビールなどより高カロリーになる可能性があります。
で、結局どうすればいいの?
という声が聞こえてきそうですが、正解は度数低めの焼酎やウイスキーの水割りということになります。
チューハイにしてしまうと糖質を摂取しちゃいますので、できるだけ避けましょう。
食べるおつまみを厳選する
タンパク質が豊富に含まれてるものを召し上がってください。良質のタンパク質が含まれている食品といえば、大豆の食品です。おつまみでいえば、枝豆・厚揚げ・冷ややっこなどは適しています。
お刺身なんかもいいですね。高たんぱく低カロリーなおつまみを厳選して注文すれば、たまの飲み会も乗り切れます。
そして、〆にラーメンやお茶漬け食べたくなりますよね。あれは体が要求しているのです。
アルコールを分解しようと頑張っている肝臓は、血液中のブドウ糖を消費して少なくなっています。いわゆる低血糖の状態です。
この時に食べたいと感じるのは、米や麺類などの炭水化物。つまり、ラーメンやお茶漬けです。
そんなときにはお味噌汁を注文しましょう。
お味噌汁はご存じ大豆食品の代表格。タンパク質やビタミンB群なども豊富で〆にはピッタリです。しじみのお味噌汁なんで最高ですね。
しじみにはオルニチンやアラニン、グルタミンなどが含まれており、これらはアルコールを代謝させる力があります。
さらに、肝臓の働きを助けるメチオニンやタウリン、グリコーゲンなども含まれています。
〆のラーメンではなく、食事でラーメンを食べたい方必見!コチラもおすすめ↓
帰ってから・翌朝にすること
お酒を飲んだ後にも体へのケアは大切です。このケアをするかしないかで、体への影響が大きく変わります。
お酒を飲んだ後のケアが大変重要になってきます。これらをしっかりするかどうかが体調に大きくかかわってきます。
水分をしっかりとる
お酒には利尿作用があります。なので、体内の水分が不足します。普段より多く水分をとるようにして下さい。
ここで間違ってほしくないのは、コーヒーとかジュースはやめてください。あくまで、水、一歩譲ってお茶くらいにしてください。
不足した栄養素を補給する
お酒を飲んだ後は、体内のアルコールを代謝しないといけません。代謝を助ける栄養素は、タンパク質・ビタミンB1・ビタミンCを翌日の食事で補うよう意識して下さい。
- タンパク質ー牛もも肉・チーズ・納豆・ささみなど
- ビタミンB1-玄米・うなぎ・大豆・豚もも肉など
- ビタミンC-赤ピーマン・柿・いちごなど
私は寝坊してどんなに時間がなくても[チーズ納豆ごはん]を食べるようにしています。
顔やふくらはぎのむくみ対策
アルコールや塩分を多く摂ると、体は水分を欲求します。どんどん水分をとると顔やふくらはぎにむくみが出てきます。
マッサージが有効ですが、利尿作用のあるカリウムが含まれてるものがおすすめです。
野菜や果物に多く含まれてますが、カリウムは水分に溶け出してしまう性質があります。なので、スープにして汁ごと飲み干すことをお勧めします。
まとめ
お酒とダイエットの関連性とどうしてもお酒を飲まないといけないときの対処法について述べました。私も月に1~2回は飲みに行く機会があるので、どうしても気になるテーマでした。
結論としては、極力避けたほうがいいですが、どうしてもだめということではないようです。詳細は以下の通りです。
- ダイエットにお酒はあまりよくはない
- でもそのことでストレスをためるくらいなら多少は飲んだほうがいい
- せっかく誘ってもらえた飲み会には参加した方がいい
- ビールを飲むより焼酎のお湯割り
- 大豆製品を中心に食べよう。納豆 厚揚げ 冷奴
- 〆はラーメンより味噌汁
- 帰ってからのケアも大事。特に水分補給
罪悪感を持ちながら飲み会に参加しても楽しくありません。
お酒を飲む日・お酒を飲まない日を決めて、飲む日には、先にご紹介したことを意識していただければ、決してお酒はダイエットの敵にはなりません。
酒は百薬の長という言葉もあります。上手に付き合えば仲良くなれます。それはダイエット中だって同じです。お酒を楽しみながら理想の体型を維持しましょう。