ヨーグルトといえば、健康食品として有名な食品の1つです。実際になにがすごいのかご存知でしょうか。
私はぶっちゃけなにがすごいか知らなかったです。でも、ヨーグルトを食べた方がいいと小さいころから親からずっと言われ続けていました。
花粉症にはヨーグルトがいいんだよ、とかヨーグルトで体質改善できる、などといろんな人から聞いたりします。
ヨーグルトのなにがいいのか、よくわからないですが、私はここ数年ヨーグルトをほぼ毎日食べています。
たまに旅先で、ヨーグルトを食べそびれたりするときもあります。そういった例外を除いたらほぼ毎日と言えるでしょう。
実際、ヨーグルトを食べ続けて年々、健康面で身体がいい感じになっているように思います。
貧血や便秘などの症状も良くなっています。
私は花粉症にひどく悩まされている方ですが、花粉が年々増えているのにも関わらず、症状はだんだんやわらいできているように思います。
それでは、ヨーグルトは実際に効果があるということなのでしょうか。今日はその効果とその根拠について検証していきたいと思います。
そして、ヨーグルトを食べるときのアレンジ方法などについてもお伝えしたいと思います。
ただ、なんでもかんでもヨーグルトを食べればいいわけではありません。コツがあるので、ぜひ注意して読んでみてください。
目次
ヨーグルトのすごいところ
たんぱく質
ヨーグルトを食べると、筋肉量を増やし、代謝をあげることができます。
ヨーグルトに含まれているたんぱく質を摂ることで、鍛えた筋肉を修復し、基礎代謝を上昇することができるのです。
最近では、たんぱく質がたくさん含まれているプロテイン補給用のヨーグルトもあります。ヨーグルト1つで約10グラムのたんぱく質がとれるのでお手軽でおすすめです。
カルシウム
ヨーグルトを食べることで、腸の働きをよくすることができます。これは、ヨーグルトに含まれている無機質のおかげです。
ヨーグルトにはカルシウムだけでなく、カリウムやマグネシウムなどたくさんの種類の無機質が含まれています。
そしてこれらの無機質の消化をヨーグルトに含まれている乳糖やたんぱく質が助けてくれているのです。
最近、若い人の間で流行している骨粗鬆(こつそしょう)症という病気もこの無機質を十分に摂取することで予防できます。
トリプトファン
ヨーグルトを食べることで、安眠効果が期待できます。
幸せを感じるホルモンである、セロトニンという物質は、ヨーグルトに含まれているトリプトファンというアミノ酸からつくられます。
このセロトニンが分泌されると、精神が安定し、快眠ができるようになるのです。
ただし、トリプトファンをセロトニンに変えるには、日光に当たる必要があります。1日1回でいいので、外出し太陽の光を浴びるようにしましょう。
夜食にヨーグルトを食べるときの注意点
自分に合った乳酸菌かどうかを2週間かけて確かめよう
まず、同じ製品のヨーグルトを2週間続けて食べてみてください。
実はヨーグルトに入っている乳酸菌は、商品によって違います。そして、腸内にある菌も人それぞれ違います。
つまり、ヨーグルトに入っている乳酸菌とひとの腸内の菌と相性というものがあるのです。そのため、その相性を確かめるためには、まずは同じ製品を2週間続けて食べてみましょう。
便通が良くなったとか、身体の調子がいいと思えば、相性がいい証拠です。特に変化がないと思えば、ちがう種類のもので、さらに2週間試してみましょう。
値段とか味ではなく、自分の腸との相性を見ることが大事ですので地道に2週間続けてみましょう。
私も、スーパーに行ってみていろんな種類のヨーグルトをみつけて、どれから試してみようか迷ってしまいました。
結局、2種類ぐらい試したところで、お気に入りの味のものが見つかりました。そして、効果も感じられたので、それを私のバイブルのヨーグルトとして認定しました。
しかし、まだまだ試していないヨーグルトがたくさんありますので、ぜひ機会があれば試してみたいと思っています。
毎日200グラムの無糖ヨーグルトを食べよう
ヨーグルトを食べることで腸内環境を整える場合は、1日に100グラム以上食べる必要があります。そして毎日食べるよう心がけましょう。
加糖のヨーグルトやヨーグルトドリンクはカロリーが高くなってしまうので、無糖のものを選びましょう。特に夜食で食べる場合は注意した方がいいと思います。
毎日食べる理由としては、腸内環境を整えることができるからです。
毎日食べたものやストレスなどにより腸内の善玉菌や悪玉菌のバランスが変わります。毎日少しずつヨーグルトを着実に摂取することで腸内のバランスを整えることができるのです。
温めて食べよう
実は、ヨーグルトは温めて食べる方が効果があります。温めて食べると、肌荒れや冷え性の予防に特に効果的です。
温めて食べると、胃腸の調子を整える効果がさらに高まるためです。冷たいヨーグルトと同様に、胃腸の調子が良くなる効果がありますが、温かいものの方が胃腸の消化活動を促進してくれます。
胃腸の調子が良くなることで、いろんな器官に良い影響が生まれます。デトックス効果はもちろん、美肌になったり、片頭痛を防げたりもします。
つくり方は、以下の通りです。
- 200グラムのヨーグルトを耐熱容器に入れます。
- に水を大さじ1杯加えます。
- 電子レンジで2分温めます。
- 軽くかきまぜて、完成です。
身体が冷えやすい方や胃の調子が悪い方には温めて食べることをおすすめします。温めて食べるといつもと違った風味が味わえるので、ぜひお試しください。
私は、食べてから寝ると身体もあたたまるホットヨーグルトが特に冬はヘビロテしています。
夜食は食べても大丈夫!太りにくい食品と条件はコチラの記事をご覧ください↓
夜食で食べるヨーグルト
夜食でヨーグルトを毎日食べるとなると、毎日同じものを食べ続けるのは少々苦痛かもしれません。最近ではコンビニでもスーパーでもいろいろな種類のヨーグルトを見かけますよね。
さらに、いろんな味が置いてあります。しかし、味付きのものは砂糖が入り過ぎているので無糖のものをおすすめしました。
種類が違っても、無糖だったらそこまでの変化はなく、飽きがきてしまうかもしれません。
そこで今日は、割と普通のヨーグルトとは少し違った味のするヨーグルトの種類と、さらにヨーグルトのアレンジ方法を紹介したいと思います。
ヨーグルトの種類
ギリシャヨーグルト
ダイエットにとても効果的といわれているのが、ギリシャヨーグルトです。たんぱく質もたくさん摂取し、満腹感も得られます。
水切りされているので、普通のヨーグルトとはちょっとちがった味がします。私はギリシャヨーグルトが大好きで、毎日食べています。
豆乳ヨーグルト
最近はやっている豆乳ヨーグルトというのを聞いたことがありますでしょうか。豆乳ヨーグルトには、普通のヨーグルトよりも高い美容効果があるといわれています。
ダイエット効果もあり、さらに美肌にも効果的なのです。
名前の通り、普通のヨーグルトは牛乳からつくられていますが、豆乳ヨーグルトとは、豆乳からつくられています。普通のヨーグルトが動物性の原料に対し、豆乳ヨーグルトは植物性の原料でつくられているのです。
普通のヨーグルトよりも低カロリーで脂肪分も少ない上にミネラル成分がたくさん入っているという優れものです。
さらに、豆乳で作られているため普通のヨーグルトには含まれていないイソフラボンや大豆レシチンなどといった栄養素もたくさん含まれています。
また、豆乳ヨーグルトは、お腹が弱いかたでも安心して食べられます。普通のヨーグルトに含まれている乳糖というものがほとんど入っていないためです。
私も個人的には、豆乳ヨーグルトを食べた次の日の方が便通が良いです。そして、私は豆乳自体が大好きなので味もこちらの方が好きです。
普通のヨーグルトに比べて味もさっぱりしています。無糖のものは少し大豆っぽい味がして、それもまた私にとっては新鮮なのです。
ヨーグルトアレンジ
ドライフルーツ
ヨーグルトにドライフルーツを入れることで、栄養の吸収率が上がるそうです。ドライフルーツをヨーグルトに入れて、まるで生のフルーツのようにしてから食べるのです。
ドライフルーツには食物繊維がたくさん含まれています。ヨーグルトには食物繊維が含まれていないため、栄養素を補うことができます。
ドライフルーツを入れることで、カラフルな見栄えになり食欲も出ます。あたたかい紅茶などと一緒におしゃれな夜食を楽しめていいと思います。
サラダ
ヨーグルトサラダがダイエットに効果的だとネット上でも話題になっています。
ヨーグルトをチーズやマヨネーズのような感覚でドレッシング代わりに使い、サラダにするのです。ヨーグルトだけでは、味が足りない際は塩を少し入れるといいです。
キャベツの千切りと混ぜたり、ゴボウサラダに使うことで食物繊維を一緒に補えるので、整腸効果がますます上がります。
このヨーグルトを使ったサラダは、ギリシャ料理の1つにあり、ザジキというそうです。ギリシャの爽やかな風味をぜひご自宅でも楽しんでみてください。
甘酒
甘酒ヨーグルトには、腸内環境を整える以外にも、シミ・くすみ予防といった効果があります。
甘酒に含まれているペプチドが、ヨーグルトに含まれているビフィズス菌を同時に摂取することで、このような効果がうまれます。ペプチドが、善玉菌として腸内ではたらくビフィズス菌のエサとなるためです。
つくり方は、非常に簡単で、同量の甘酒とヨーグルトを混ぜるだけです。甘酒は米麹で作ってあるものを使ってください。
好みによって、量を調整いただいて飲み物っぽくしたり、食べ物っぽくしたりもできます。
私は、甘酒の大ファンなので、この2つのコラボレーションは大好きです。ここに上で紹介したドライフルーツなどを加えることで食物繊維を摂取して、最高の美容食材を作ることもできますね。
納豆だってヨーグルトに負けてない!気になる方はコチラの記事もおすすめです↓
まとめ
今日はヨーグルトのすごいところを紹介しました。
ヨーグルトは夜食べるといいといわれていますが、夜食としてヨーグルトを食べる際の注意点やアレンジ方法についてもご説明しました。
まず、ヨーグルトは身体に良いといわれていますが、具体的にどのような栄養素が含まれているのかについてです。
ヨーグルトには、主に以下の3つの栄養素が含まれています。
- たんぱく質
- カルシウム
- トリプトファン
たんぱく質やカルシウムなど、こんなにお手軽に摂取できるなんて感動です。幸せになる物質のもととなるトリプトファンというアミノ酸も含まれていました。
そして、夜食にヨーグルトを食べる際に気をつけるべきなのは、以下の3点です。
- 自分に合った乳酸菌かどうかを2週間かけて確かめること
- 毎日200グラムの無糖ヨーグルトを食べること
- 温めて食べること
ヨーグルトといっても、いろいろな種類があり、人それぞれ抱えている腸内の菌は違います。数多く存在する種類のヨーグルトに含まれている乳酸菌と自分の腸内の菌の相性がいいかまずは見極める必要があります。
そのため、同じ種類のヨーグルトをまずは2週間食べ続けてみる必要があるとわかりました。
そして、ヨーグルトは毎日食べ続けることで意味があります。200グラムぐらいの量を食べ続けるよう意識しましょう。そして、カロリーを無駄に摂取しないためにも、夜食で食べる場合は無糖を選びましょう。
また、冷え性の方は温めて食べるようにするとさらに効果的だということもわかりました。
普通にヨーグルトを食べているのでは、見落としがちなポイントが多いと思いますので、ぜひこれらのポイントは押さえておいてください。
そして、数あるヨーグルトの種類の中で、最近特に話題になっている2つを紹介しました。
- ギリシャヨーグルト
- 豆乳ヨーグルト
ギリシャヨーグルトはさらに高たんぱく質のヨーグルトです。味もチーズっぽくて食べると結構はまるのでおすすめです。
豆乳ヨーグルトについては、普通のヨーグルトと違い、植物性の豆乳で作られているものです。イソフラボンなど、普通のヨーグルトにはない栄養素も含まれていて、味も少し違います。
そして、ヨーグルトのアレンジ方法についてもご紹介しました。ヨーグルトだけを食べるのではなく、以下のような食材と一緒に食べることで、幅広い食べ方ができるので楽しいと思います。
- ドライフルーツ
- サラダ
- 甘酒
上記の食材のように食物繊維や、ペプチドなどヨーグルトには含まれていないものと一緒に食べることでさらに栄養素を補給できるのがいいアレンジ方法かと思います。
たったヨーグルト1つのことなのですが、いろんな栄養素が含まれていました。ヨーグルト種類自体も多く、食べ方もさまざまでした。
この記事で、みなさまのヨーグルト知識が少しでも深まり、ヨーグルトにさらに興味をもってくれればうれしいです。